機動戦艦ナデシコ
1455話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ながらエリナの姿もあった。
「構わないが、お前がエステバリスで出撃するというのはなしだぞ」
その言葉に一瞬不機嫌そうな表情を浮かべるアカツキだったが、お前は討伐軍の重鎮なんだというのを自覚しろ。
……まぁ、そう言えば俺だってシャドウミラーの重鎮、いや代表なんだからって言葉が返ってくるのだろうが。
ただ、その言葉は混沌精霊である俺には関係ないんだよな。
『……分かった。けど、それでもナデシコに行かせて貰うよ。この状況で僕がシャドウミラーの戦艦に乗っているというのは、色々と外聞が悪いから』
そういう事らしい。
言ってる意味は分かるけど……まぁ、現状でこっちの戦力が圧倒的に勝っているのを考えれば、特に問題はないか?
それでも一応護衛は必要か。
量産型Wに任せてもいいんだが、エリナもいる以上は万が一にも備えたい。
となるとやっぱり有人機か。ここの戦場にいるのはスティング、アウル、レイの若手3人組だ。
この時点で誰を護衛にするのかは決まってしまう。
アウルは非常に勝ち気で、護衛をやるよりも前線に出て暴れたいという思いが強い。
スティングも、アウル程ではないにしろ護衛には向いていない。
いや、やれと言われれば可能だろう。レイがいなければスティングに頼んでいたのは間違いないのだから。
そんな訳で、消去法により護衛は冷静なレイに任せる事になる。
「レイ、アカツキとエリナをナデシコまで運んでくれ。それが終わってから戦闘に参加するように」
『了解しました』
予想通り、あっさりと頷くレイ。
この辺使い勝手がいい部下って感じだよな。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ