第二十九話 決戦
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の切り札。
〜side out〜
〜シンタロー side〜
何がどうなっているのか分からない。
デュエルの始まるホンの少し前に合流し、アーサーとヒースクリフのデュエルを見ていた。
二人のデュエルは白熱し、良い戦いだった。
が、ヒースクリフが信じられない程の速さで一瞬アーサーを追い詰めかけた。
だが、アーサーはそれをかわし、ヒースクリフと何か話してると思ったら、急に様子が変わった。
これまでの攻略でも見せたことの無い雰囲気。
何時もの様子からは考えられない眼光の鋭さ。
シンタロー「一体、どうなってるんだ。」
キリト「久々だなこの感じ。」
サクマ「決勝の時より精度が上がってるな。」
シンタロー「どういう事か説明してくれ。」
コジロウ「『ゾーン』って知ってますか?」
シンタロー「『ゾーン』? 確か一流のスポーツ選手とかが使えるっていう、超集中状態の事か?」
ユージオ「そう、それ。 ただ、アーサーはそれに加えて相手を怯ませる『覇気』を同時に使ってるけどね。」
キリト「あの二つはそう簡単に会得出来るものじゃ無いんだけど、どういうわけかアイツはあれを小5の時に会得してる。」
サクマ「俺も『ゾーン』は出来るけど、あの『覇気』はどうしても出来ない。 悔しいがあいつには天賦の闘いの才能がある。」(って言ってもここにもう一人、その天賦の才能を持っていて、開花させようとしてる奴がいるがな。)
シンタロー「『ゾーン』か。」
アリス「とは言っても使うにあたって反動が有りますが。」
シンタロー「反動?」
サクラ「『ゾーン』を使うと使い終わった後に疲労感に襲われるの。 さらに限界まで使い続けると疲労感で半日以上動けなくなるのよ。」
シンタロー「それじゃあ、」
キリト「あぁ。 長引くとこっちが不利だ。」
〜side out〜
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