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ソウルブラザーのなく頃に
W話「建設大臣の孫誘拐事件(中の上)」
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 19XX年。建設大臣の孫誘拐事件が起きて40時間後、公安部からの出動要請が下った・・・公安部のルーキーと言っても過言ではない赤坂衛は雛見沢に派遣されたのだが・・・

「それで大石さん、何で雀荘ですか!」

「ぬふふ、赤坂クン。いいですかね、我々のような職種は、豊富な社会経験はとても役立つと思いますよ?」

「まぁ、100歩譲りましょう。貴方に情報屋と仲介手数料込のお金を支払っていますけど?」

「おい坊主。そんな事よりも、さっさとやるぞ!」

「えぇ・・・」

 赤坂は、大石の知り合いの情報屋から犬飼寿樹の事を聞き出す為に大石に着いて行き、連れて行かれた場所が雀荘である・・・
 まぁ、此処まで行けば嫌でも分かるだろう。彼らは、麻雀で私と勝負し、負ければ・・・

「・・・大石さん。ハッキリ言っておきますけど、仲介手数料で結構持ってかれている為、如何わしい所のお金は払えませんよ」

「なははは、赤坂クン。貴方が勝てたら、サト(佐藤)さんと一緒に情報を渡しますよ。貴方が勝てたらね・・・」

「おぅ、坊主。まぁ、俺が勝ったら、ブルマの体操服やエンジェルモートの服のメイドでイチャイチャする店だ。まぁ、坊主の支払でな!」

「まぁ、私とサトさんはエロエロなバニーガールとイチャイチャする店ですがねぇ・・・まぁ、赤坂クンの支払ですが・・・」

(絶対、違法な場所だ・・・)

 赤坂は公安部の中でもかなり若い方であるが、嫌でも大石さんの単語を聞くと察しが付いてしまう。完全なアダルト目的の如何わしい店であると・・・しかも、お金が数万で済むのかが怪しいレベルの・・・

「まぁ、赤坂さんが情報屋のサトさんと一緒にそういったイチャイチャできるお店でのお話が目的なら」

「悪いですけど、私は妻一筋ですので・・・大石さんの言うようなお店には興味がないので」

「ぼ、坊主・・・若いくせに、こんな方面じゃあ物足りないって言うんか?」

「悪いですけど、あなた方みたいなそういった店で童貞卒業しているのとは違うんで・・・」

 赤坂にはある特殊な性癖があるからこそ、そういったバニーやブルマの体操着やメイドでは動じないのであるが、まだ説明する必要もないので割愛しておく・・・



 麻雀で、取り敢えず年長者だからと言った手加減なしで本気で打った結果が、3人から3人とも、「降参します」と頭を下げられてしまった。
 少し、やり過ぎたなぁ・・・と思っていると・・・

「まさか、赤坂クン。いえ、赤坂さん・・・アンタは麻雀の上級者とは・・・しかも、ただの上級者じゃなくて、ヤクザの代打ち並みの経験者だとは・・・」

「もう、赤坂ク・・・さんなら、警察官に就職しなくても、フリーの麻雀打ちなら十分食っていけるでしょう」


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