第九章
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ァイズそのものに進めさせてもらいますとまず何といっても乾巧の存在が重要になります。主に仮面ライダーファイズとして戦いオルフェノクでもあるキャラクターです。ファイズを象徴する無愛想で極端な猫舌というかなり独特なキャラクターでした。
乾は自分が人を裏切ることを恐れていました。それによって人を傷つけることをです。また小説版ではオルフェノクになった経緯が書かれています。火事に遭い両親が死にその時に自分もオルフェノクとなってしまっています。おそらくテレビ版でもそうではないでしょうか。尚小説版ではギターを弾けることも書かれています。
その彼がオルフェノクだったということはかなり注意深く観ていないとわからないことでした。しかしそれがわかると彼の行動が理解できてきます。オルフェノクであるからこそ人を遠ざけていたのです。
彼は二回程戦いから離れようとしています。その都度ファイズのベルトが流転したりもしています。戦うことを罪だとみなしてそのうえで決意を固めたこともありますし最後は人間として戦うことを決意したりもしています。それがやはり彼がオルフェノクとは結局のところ人間であるのだと理解するに至るまでの道のりだったのでしょう。
乾は人間とは何かを知ることができました。そのうえで真っ白な奇麗な世界を望みました。この最終回で多くの人が彼はここで死んだのではないかと思ったのですが実際は彼はそれからも戦っていたと思います。これはヒーローショーを知った結果辿り着いた結論ですが彼は姿形は完全な人間に戻りました。しかしそれでもスサノオとの戦いは続いている筈です。今もその果てしない戦いを続けているのでしょう。それが彼の運命だからです。
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