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ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第39話 回想と紅玉宮
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クリフからのメッセージが届いた。
カゲヤside
「さて、100層まで来たはいいが……これからどうするか……」
俺は今、第100層の紅玉宮にいた。
100層は今までの層と比べ造りが全然違う。
100層はそのフロア全てがダンジョンになっており、紅い城が建っているだけのシンプルな構造になっている。
しかし、最上層とだけあって周りは絶景だ。
「玉座の間にでも行くか」
俺はウインドウを出すとSGM権限で玉座の間に転移した。
「ここは造った当初と変わらないな」
俺は玉座の間を見渡す。
玉座の間は紅玉宮の最上階に位置する場所にある。
それと同時にこのゲーム最終決戦の場でもある。
「さて、キリト達が早く来ることを祈るとするか……」
玉座の間の奥に進み短い階段を上ると、奥にある赤と黄金でできている椅子に腰掛ける。
そして、肘掛けを指先で軽く叩き椅子の周りにウインドウを多数出現しさせ、映像を映し出た。
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