第二十五話 決闘
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ぞ。 ヒースクリフには俺から伝えといてやる。」
その言葉に頷き、デュエルの申請を受ける。
クラディール「ご覧くださいアスナ様!私以外に護衛が務まる者など居ないことを証明しますぞ!」
そう言うとクラディールは腰から大ぶりの両手剣を引き抜き、構えた。
「おい! Kobの団員が円卓の黒騎士とデュエルするってよ!」
「マジで!?」
などと言って周りのギャラリーが増えていく。
俺はエリュシデータを取り、構える。
クラディールは剣をやや担ぐ形で構えている。
十中八九、突進系の上段攻撃だ。
カウントがゼロになり【DUEL!!】の文字が現れる。
俺とクラディールは互いに走りだし、ソードスキルの動作に入る。
クラディールは両手剣ソードスキルの<アバランシュ>を使う、対して俺は片手剣ソードスキルの<ソニックリープ>を使う。
クラディールが一瞬勝ちを確信した顔をするが、関係ない。
俺はソードスキルを両手剣にぶつける。
そして、クラディールの両手剣は真っ二つに折れ、ポリゴンとなり爆散した。
システム外スキル<アームブラスト>だ。
キリト「武器を替えてやるんだったら付き合うが、何本でも折ってやるからそのつもりで。」
クラディール「・・・アイ、リザイン。」
その言葉にシステムが反応し、俺の頭上に【WINNER!!】の表示が出る。
クラディール「見世物じゃ無ぇぞ!!散れ!散れ!」
クラディールは俺の方を向き、
クラディール「貴様・・・殺す・・・・絶対に殺すぞ・・!」
アーサー「その時は俺達が黙ってないがな。」
アーサーがクラディールを睨むとクラディールは後ずさりした。
そのクラディールに向かってアスナが言う。
アスナ「クラディール、血盟騎士団副団長として命じます。本日を以て、護衛役を解任。
別命があるまでギルド本部にて待機。以上。」
クラディール「なん、、なんだと、、、この、、、。」
それだけ聞こえ、クラディールは予備の武器を装備し、こちらを睨む。
そして、転移門に入り、
クラディール「転移、グランザム。」
そう言って消えた。
アスナ「・・・ごめんなさい、嫌なことに巻き込んじゃって。」
キリト「いや・・・俺達はいいけど、そっちの方こそ大丈夫なのかよ?」
アスナ「私のことは大丈夫よ。 今のギルドの空気は、ゲーム攻略だけを最優先に考えてメンバーに規律を押し付けた私にも責任があると思うし・・・。」
キリト「それは仕方ないって言うか、まぁ、なんだ、逆にアスナみたいな人が居なかったら攻略ももっとずっと遅れてたぜ。 だらだらやってる俺に言えたことじゃ無いけど。」
アーサー「そ
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