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IS 輝き続ける光
SHR
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「ほらこれでいいだろ?」
「いいわ、咲夜紅茶」
「こちらに」

紅茶片手に新聞を読む吸血鬼というのもなんともシュールな光景だ。

「でもなんでさ?」
「そりゃ外界でもうケジメを着けて来てもいいだろ。外界の友人にも何かあるだr「闇夜〜そこにある基盤取って〜」はいはいほらっ」

闇夜は居間にて作業をしているにとりに基盤を渡しながら言う。だが肝心の本人は微妙な表情をしている、閃輝の記憶には既に友人の顔処か名前すら残っていない幻想郷での生活が様々な意味で濃厚なものであり楽しい物であったからだが理由はそれだけではない。

外界の事を思い出すと必ず織斑 千冬に辿り着いてしまい、精神状況が悪くなってしまう。最悪の場合は暴走し暴れまわってしまう。そうなってしまうと閃輝の彼女達しか止める事しか出来ない。そこで医者でもある闇夜は外界での記憶を抹消し精神健康に保つことにした。

「って言っても友達の顔も名前も覚えてないんだよね。遊んだ記憶も全部抜け落ちてるし……まっどうせろくな思い出じゃないから良いけど「よし出来た!!」…てかにとりさんは何作ってるの?」

にとりは大きな声を上げ、闇夜と手を取り合い喜んでいる。

「ふっふっふ・・・流石私と闇夜の設計だよ。予想以上の物が出来たよ。いいね、いいねぇ、最高だねこれは!!」
「流石にやりすぎた感が歪めないが・・・楽しかったな♪」

にとりと闇夜は機嫌が良さそうに完成した物を見つめている

「ねぇ〜何が出来たの〜?」
「「よくぞ聞いてくれた!さあさあ見るが良い!!」」

にとりと闇夜は左右に分かれてその間からにとりと闇夜が作り上げた物が見えてきた、それは机に置かれており光を放っている指輪だった。

「……指輪?」
「「ちっちっち!!!」」

にとりと闇夜は、人差し指を左右に揺らしながら舌を鳴らし音を出す。

「な、なに?」
「これはただの指輪ではないのだ!」
「これはなんと俺とにとりが作り上げたISなのだ!!」
「ええ〜!!!??」

閃輝は思わず驚愕する。闇夜は稀に外界に出る為にISの存在も知っているがにとりは外界に出る訳も無い。しかも実物を見た事もなく詳しく調べた事もないを作り上げた二人の技術力に驚いた。まあ河童の技術力の高さは有名だが。

「でも正確に言えばISとは全く違うんだよね」
「ああ。ISのコアとか実物見た事無いしだから」

確かに闇夜はISを知ってはいるがそこまで詳しく知っている訳ではない、故に作り上げたものはISに似ているがISでは決して無いもの。

「ISじゃなくてPEかな?」
「PEって……何処かで聞いたような……具体的にはプラグインとか言いそうな感じで」

閃輝が思い浮かべたのは外界で世界的な人気を誇ったゲームである
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