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戻ってきてもらって
サトシとギャロップを俺たちの場所に
転送します。」
カツラ:「ニューラでギャロップに
挑むあの余裕、そして相手の手持ちが
把握出来ない以上、戦闘はこっちが不利じゃ。
そして何より、
サトシ君の顔がバレてしまったぞ。
どうする?」
ヒロシ:「正直、顔がバレてしまった事は
誤魔化せません。でも、さっきの会話で
サトシはあくまで'個'を通して、
俺たちの人数を伏せました。
ワタルさん達は俺たちがグループだと
感づいているけど俺とヒカリちゃんの
存在には気づいてなく、カツラさんも
声以外の身元はバレてはいないっ。
サトシの気持ちに応えるためにもここは
少しでも俺たちの身元がバレないようにして、
あとは俺たちが全力でサトシを
フォローするしかありません。
カツラさんがさっきやろうとしたみたいにっ」
カツラ:「、、、そうじゃな。では、
ケーシィが生まれ次第、連絡無しでいいから
テレポートを指示しとくれっ」
ヒロシ:「わかりましたっ」
ピッ
ヒカリ:「、、う、、ん、、」
ギャロップが外側から
”かえんぐるま”を繰り出したおかげで
表面の氷が溶け、
トラックの内部も爆発せずに済み、
ヒカリは意識を取り戻した。
カツラ:「ヒカリちゃん、大丈夫かの?」
ヒカリ:「、、まだちょっと寒いけど、
、、、何とか大丈夫です、、。」
カツラ:「サトシ君が来たぞ」
ヒカリ:「、、サトシっ、、、。
やっぱり、、来てくれたんだ」(笑顔)
ヒカリは起き上がり、サイドミラーで
カンナと対峙するサトシを確認した。
ヒカリ:「あたしも、、行かなきゃ」
ヒカリはドアを開けようとした。
カツラ:「待つんじゃヒカリちゃん。」
ヒカリ:「、、えっ」
カツラはヒロシとの会話を
ヒカリに説明した。
ヒカリ:「でも、、このままじゃサトシが!」
カツラ:「もうじきケーシィが孵化する。
、、それまで我慢するんじゃ」
ヒカリ:「っ、、、サトシ、、」
カツラ達はサトシの無事を願い、
駆けつけたい思いを噛み締めながら
ケーシィが孵化するのを待った。
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