=戦闘訓練編= サクセンセレクト
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ないかと不安になっているのかもしれない。
なんというか、駄目だな。入学からしばらく経つが、正直クラスのノリ軽い組とはあまり話が出来ていない気がしてならない。葉隠は向こうから過剰に近づいてくるので必然的に喋れるのだが、俺はどうにも「居眠り系インテリ」という非常に奇異なジャンルに分類されつつあるようだ。
何故だ、何故こうなった!?天狗か!?妖精さんか!?ようかいのせいか!?それともゴルゴムの仕業か!?……いいや違うねっ!原因は分かり切っている!
「俺に友達がいないのはどう考えても『個性』が悪い!」
「ほう、俺たちは友達でないと申すか」
「んっんー……ちょっと向こうで、3人でOHANASHIしようか〜♪」
「えっ、あっ、ちょっ、今のは言葉のあやというやつででしてね……あや、あややや!?」
あの、常闇さんと葉隠さん?何故に俺の両腕を拘束してリトルグレイのように運搬しているんでしょうか?あの、まだ授業中なんですけどなんでオールマイトから見えない路地裏へ運ばれ……こ の 流 れ は ま さ か 。
……10分後。
「私は友達?」
「ウルトラキュート葉隠ちゃんは裏表のない素敵な友達です!!」
『オレとゴ主人はトモダチか?』
「常闇とダークシャドウは深淵より出でし宿命の戦士にして俺の素敵な盟友です!!」
(葉隠、少々やり過ぎだったのではないか?)
(……なんか私もそんな気がしてきた)
オレハショウキニモドッタガナニカサレタヨウダ。
= 常闇と葉隠との友情が深まった!!(?) =
しばらく、意識を失っていたようだ。
目が覚めたら授業は佳境に入っていた。時間にして10分は気絶していたのか?うーん、仔細が思い出せないが何か恐ろしいものを見た気がする……まぁ、いいか。どうせ寝ぼけてただけだろう。
『Cコンビがヒーロー!Jコンビがヴィランだ!!』
相変わらずオールマイトの発表によって4人の有精卵共が選出された。Cチームって俺のチームだな。あぶねー意識取り戻しておいてよかった。取り戻してなかったら本気の居眠り野郎だからな。
そして喜べ女子共、次の試合は全員男だ薔薇ってBLって腐れるぞ。この世界そこまで腐った人いないみたいだけどね。知ってるかあんたら、昔は腐女子って「頭の腐ったお姉さん」って言われてたらしいぜ。今とあんまり変わらんな。
「うーっし行くぞ峰田ー。勝ち目があるかどうかは別としてなー……」
「うーっす………って戦う前から不吉なこと言うなよぉ!オイラ直接戦闘向いてないんだからお前が頼りなんだからな!」
この作品のスケベとエロ代表なグレープ小人、峰田がズボンの裾をものすごく掴んでくる。確かにこのクラス内では反復横飛び以外の身体能力が滅茶苦茶低いし、しかも
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