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カツラ:「ヒカリちゃんも、このままでは
危機な状態じゃっ、、」
ヒロシ:「何っ!」
カツラ:「恐らく、もってあと五分じゃ」
ヒロシ:「なら、カツラさんのブビィで!
、、いや、ダメか!この低温空間で炎技を
使ったら膨張してトラックが爆発してしまう!」
カツラ達は危機的状況に陥ってしまった。
ワタル:「大人しく出てこい。
早く氷を解除しなければ、命は無いぞ」
ヒロシ(トラックごと凍らせて
俺たちが降参するまでこの氷を
解除しないつもりか!
恐らくドアも凍って開かない!
くっ!どうすれば!)
ヒロシが頭を使い考えていると、、、
カツラ:「ヒロシ君、、。
ワシが外に出て、奴らが油断した時に
コンテナに積んである全ての
モンスターボールからポケモンを解放し、
奴らを撹乱して
その間にヒロシ君はヒカリちゃんを連れて
逃げるんじゃっ。後はワシが食い止める」
ヒロシ:「でも!そんな事したら!」
カツラ:「恐らくトラックの下にエレクがおる。
ワシがエレクに指示をし、
コンテナのドアを破壊する。
、、、大丈夫じゃっ。責任はワシがとる。
ここは大人しく降参するんじゃ」
ヒロシ:「ダメです!カツラさんを
1人置いては行けません!
ヒカリちゃんの事は俺たちのポケモンに
頼んで、俺はカツラさんと一緒に戦いま、、」
ピッ(無線機)
カツラは無線機の電源を切った。
カツラ:「あとは頼んだぞ」
カツラはトラック無線のスイッチを
再び押そうとした。
カツラ:「、、、」
カツラの腕が無線スイッチに伸びたその時、、
スッ(ヒカリの手)
カツラ:「!?」
ヒカリは凍てついた手を伸ばし、
カツラの手を引き止めた。
カツラ:「ヒカリちゃん、、、」
ヒカリ:「っ、、ダメですよ、、カツラさん。
、、、まだ諦めちゃ、、ダメです、、」
カツラ:「ヒカリちゃん、動いてはならんっ。
動くと熱を奪われてしまう!」
ヒカリ:「、、もう、、少しで、、
来ます、、から、、、きっ、、と、、、」
カツラ:「ヒカリちゃんっ、、、」
ヒカリ:「、、、」
ヒカリは意識が遠くなり、
ついに言葉を発せない状態になった。
ピッ(トラック無線ON)
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