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ワタル:「、、、」
カツラ:「あんた方が調査し、その結果
ポケモンの出生率が減少しているならば
それは事実。、、、が、
ポケモン達が人と触れ合い幸せを
掴んでいる結果もまた事実、、、。
孵化施設で待機しているポケモン達の幸せは、
シルフに飼われる事なのかの?」
ワタル:「、、何が言いたい」
カツラ:「ポケモンにもそれぞれ
生き方があり、皆それぞれの幸せがある。
人と共にする幸せがあれば、野生で
伸び伸びと過ごす幸せも、、。」
ヒカリ(カツラさん、、、。
寒いっ、、、誰か助けてっ、、)
カツラ(あの若僧めっ、
ワシの心に火が着いたわい)
ワタル:「そんな事、百も承知の上だ。
だからこそ、その幸せが続くために
今は保護が必要なのだ。」
カツラ:「それは人の勝手な都合じゃ。
今いるポケモンは、今いる場所で
各々が自由に過ごすべきなんじゃ。
ポケモン達は絶滅したりなんかせん」
ワタル:「身の程を知れっ。
お前達はポケモンを強奪した。
強奪犯がこの後に及んで我ら(シルフ)に
意見を述べるなど、、。
お前達にそんな権利ない。」
カツラ:「シルフの方よ、、、。
我々人間が今やらねばならぬ事は、、、」
ピピッ(無線機)
カツラ:「む?、、ちょっとタンマじゃ」
ピッ(トラック無線OFF)
カツラ:「どうしたヒロシ君っ」
ヒロシ:「カツラさんっ、さっきの
れいとうビームの影響でタマゴが
活動を停止しました!
このままじゃ孵化どころかタマゴが危ない!」
カツラ:「何っ!!、、はっ、ヒカリちゃん!」
ヒカリ:「、、、」
カツラとヒロシを除き、ヒカリは凍えて
息を切らしており、タマゴも危機な
状態に陥っていた。
ヒロシ:「ヒカリちゃんに
何かあったんですか!?」
カツラ:「ヒカリちゃん、しっかりするんじゃ!」
ヒカリ:「はぁ、、、はぁ、、、」
カツラがヒカリを揺り起こすと、
ヒカリの体はすっかり凍てついていた。
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