ほら!!柔らかいでしょ!?
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あああああ!!」
止めようとしていたのにあっさりと巻き込まれたことに驚いて悲鳴をあげている。いつもは彼女から触られて悲鳴をあげるのに、今日は触って悲鳴をあげるというなんとも不思議な現象が起きており、どうすればいいのか頭が追い付かない。
「ほら!!柔らかいでしょ!?」
「た・・・確かに・・・」
「お・・・大きい・・・」
楽しそうに自身の胸を触らせるソフィアと照れながらそれを揉んでいるシェリアとウェンディ。最初は戸惑っていた彼女たちも、いつしか少女の柔らかなそれに少し興奮気味になっていた。
「お前は許しを乞わなくていいのか?」
華やかな光景を前に目のやり場に困っていると、後ろからレオンがそんなことを言ってくる。
「やった方がいいかな?」
「さぁ?あれはソフィアの自己満な気がするけど」
実際あそこまでのことをする必要があるのかと疑問になっているが、一人があれをやっていてもう一人がやらないのはそれはそれで心苦しい。
「仕方ない・・・」
ソフィアのせいで俺まで巻き込まれるのは納得いかないが、ミスしたのは俺なのだから文句は言えない。そう思いながら、俺はレオンの手を取り自分のお尻に回させる。
「!?」
その行動に少年の顔が驚愕の物へと変わった。俺もなぜよりによって少年の手を取ったのか今考えるとわからないが、ここまで来て後には引けないのでそのまま押し通すことにする。
「こ・・・これで許してくれる?」
少し背の高い少年を見上げながら許しを乞う。それを見た少年は意味不明なものを見るような目で見ているのに気付き、ちょっとずつ正気に戻ってきた俺は恥ずかしさで顔を赤くしていた。
「「「レオン!!」」」
すると、女の子だけで群れていた三人の少女が一斉に怒声をあげると、俺とレオンの間に割って入り、それぞれの幼馴染みに肩を掴まれる。
「レオン!!なんで!?なんであたしじゃなくてシリルなの!?」
「シリル!!レオンにお尻触らせるなんて何してるの!?」
首がガクガクとなるほどに揺らしてくる天空の神と竜。それにより気持ち悪くなりつつあるが、二人の剣幕があまりにも恐ろしくて止めるに止められない。
「レオン!!あたしの方が柔らかいよ!!ほら!!」
何を血迷ったのか、自分の胸を鷲掴みにさせている天神。それにはさすがのレオンも大慌て。急いで手を離そうとする。
「おい!!やめろシェリア!!」
「やだ!!シリルじゃなくてあたしの方がいいよ!!」
普通に考えればレオンの方が力が強いはずなのに、なぜか少女の手を引き離せない。積極的すぎるシェリアとあたふたするレオンの構図が面白くて、一人ニヤニヤとその姿を見ている。
「レオンにお尻触らせて何ニヤニヤしてるの!!」
「M!?
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