ほら!!柔らかいでしょ!?
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ちから物凄い視線を感じているのがわかる。だからシェリアも頭を上げるようにいうのだが、一度下げてしまった手前、上げるに上げられないのだ。
「一応聞くけど・・・なんで刺身にいれたんだ?」
いつまでも頭をあげない俺たちにレオンが優しく声をかけてくれる。なのでそのタイミングで顔を上げると、自分がトビーさんが選んだ方に入れてしまった理由を話す。
「宝物が刺身なんて・・・いくらトビーさんでも答えないと思って・・・」
「シェリアなら普通は愛って答えると思ってたから・・・」
正座したまま顔を俯けつつ理由を静かな声で言う。それを聞いた三人は、わからなくはないといった顔をしているので少しだけ頬を緩めてたりする。
「トビーさんの答えが不思議だったから仕方ないよ!!ね?」
「うん!!だから二人とも気にしないで!!」
ウェンディが慰めようとしてくれ、シェリアもそれに同意する。しかし、本当に申し訳ないことをしてしまった・・・3対5ということは、向こうで一人こちら側に投票していたんだから、悩まずに最初の考えを通していれば勝てていたのに・・・
「本当にごめんね!!シェリア!!」
「わかったから!!抱き付かないで!!」
申し訳なさを出そうとしているのか、はたまた単にセクハラしたいだけなのかはわからないが、シェリアに抱きついてシクシクと涙を見せているソフィア。しかし、それはシェリアにとっては迷惑以外の何物でもないため、引き離そうと躍起になっていた。
「あ!!そうだ!!」
わずかに目から涙がこぼれかけたところで、ソフィアの表情がパッと明るくなった。何かを閃いた彼女は、シェリアの手を取るととんでもない行動に出る。
「これで許して。ね?」
そう言って少女は、自分と同い年である少女の手を自らの胸へと押し当てた。
「「「「!?」」」」
これにはもちろん全員が驚いた。周りを囲って観戦している観客たちもにわかに騒ぎ出したところを見ると、この行動に注目が集まっていることを理解することができる。
「ちょっと!!ソフィアやめてよ!!」
「ダメ!!これぐらいしないと許してもらえないもん!!」
シェリアの手を掴む手にさらに力を入れて絶対に離れないようにしているソフィアだったが、こちらから見ている分にはその必要はないと思う。なぜなら少女は口ではやめてと言ってるが、実際には自分よりもわずかながらに大きなそれを優しく揉んでいるからだ。
「そ・・・ソフィア!!ダメだよそんなの!!」
顔を赤らめ二人の戯れを止めようとするウェンディ。しかし、彼女が二人に近寄ると、アワアワとしていた手をガッチリと掴まれ・・・
「ウェンディもいいよ」
シェリアの手がある方とは逆の胸にその手を押し当てた。
「きゃあああ
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