第66話 揺れる会津
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
りを買い、役職を解かれ隠居同然となった。
受け入れ拒否を言って、また隠居になるという保身などということではない。
言っても聞かないだろうという半場、諦めということなのだ。
「わかり申した。幕府軍の受け入れ準備をいたしましょう」
西郷は深々と容保に頭を垂れた。
「頼母、苦労をかけるが、よろしく頼む」
容保も西郷に頭を下げた。
初めて容保が西郷に頭を下げた光景に西郷は、胸が熱くなった。悉く、西郷の意見を無視し続けた容保が。
「この頼母、殿の為に尽力致しまする」
これが、会津藩内での激戦なることを西郷は薄々感じつつも西郷は決心を固めるのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ