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ゲート 代行者かく戦えり
航空自衛隊の装備一覧 2
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はベース機と同じく片翼に1基ずつ、両翼で2基である。


エンジンは、ベース機にも搭載されるゼネラル・エレクトリックの高バイパス比ターボファンエンジンCF6-C80C2の仕様変更モデルCF6-C80C2B6FAが採用された。主な変更点は高出力のレーダーと機体内部の機器群の電力をまかなうために、各エンジンの発電機が通常は90kVA・1基から150kVA・2基に換装されている。


ロートドームは、
警戒監視中では毎分6回転(10秒/回転、毎秒36度)で回転しており、360度全周にわたってレーダーの電波を放射している。
離着陸時など警戒監視中以外では、ロートドームの基部にある軸受けにオイルを循環させるために毎分1/4回転(4分/回転、毎秒1.5度)で回転している。このときは電波を放射しない。


ロートドーム内にはAN/APY-2のレーダー・アンテナとそれと背中合わせにMk.XII敵味方識別装置(IFF)のアンテナが納められている。したがって、レーダー・アンテナからの電波とIFFの質問信号はちょうど180度反対の方向に放射されることになる。また、レーダー・アンテナはフェイズド・アレイ方式であり、機体の傾きを検出して走査を自動的に補正する機能を備えている。


レーダーシステムはE-3最終型と同様のウェスティングハウスAN/APY-2が搭載されている。これは他機の方位、距離、高度を同時に測定できる3次元レーダーで、
同社のAN/APY-1と比べて洋上監視能力が強化されている。AN/APY-1及び-2はともにパルス・ドップラー・レーダーであり、前出の探知諸元のほかに速度も測定できる。


また、AN/APY-2は自由に設定を変更できるマルチ・モード・レーダーであり、
他のレーダーではその能力を制限されてしまうグラウンド・クラッター及びシー・クラッターを排除し、空中及び水上の目標を分離できる。


クラッターとは、
レーダーから送り出された電波が地表面や海水面に反射してしまうこと。通常のレーダーでは、上空から低空を飛行している航空機を監視しようとしても、航空機からの反射波が大量のクラッターに埋もれてしまう。特に波の高い海面のシー・クラッターは深刻である。


E-3の初期型に搭載されていたAN/APY-1も空対空監視ではAN/APY-2と同等の能力を有しているが、
洋上監視に強いAN/APY-2は国土が海で囲まれている航空自衛隊にとって大変好都合である。国内における整備は東芝が主担当となっている。レーダーで獲得した情報はE-3ブロック30/35準拠CC-2E中央コンピューターによって処理され、
14台ある状況表示コンソールに表示される。他に敵味方識別装置、戦術データ・リンク装置、航法装置が設置されている。なお、将
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