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ゲート 代行者かく戦えり
航空自衛隊の装備一覧 2
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よって生産されている中型双発旅客機)を開発母機とした初の軍用機で、同機にE-3 セントリーのシステムを移植する形で開発された。


日本が早期警戒管制機(AWACS)の導入を決定した時点でE-3の製造母体であるボーイング707は既に製造終息(すなわち生産設備破棄)しており、
よってE-3も新造不可能であった。代替としてボーイング社は日本に対しボーイング767を母機としたE-3後継機の「新規開発着手」を提案し受注した。以降、発注した国が製造国である米国も含め存在しないため本機を運用しているのは航空自衛隊のみとなっている。


開発当初、日本のみならず、韓国、台湾、オーストラリアの各国空軍もE-767に大きな関心を寄せ同機導入を前向きに検討していたが、1997年に発生したアジア通貨危機の影響で導入は見送られた。その後オーストラリア空軍と韓国空軍はより小型のE-737を採用することにしたため、
現在ではE-767を保有しているのは日本のみであるが、ボーイング社はほかにアメリカ空軍からの受注を見込んでおり、
20機ほどの需要があるとしている。航空自衛隊が初めて導入した早期警戒管制機でもあり、E-767と主力のF-15J/DJ戦闘機を組み合わせて運用することで、これまでに無い強力な防空体制を確立する事が出来る様になった。


E-767の特徴について次に述べる。機体は旅客機をベースにしており、機体内部の機器群は機体前方に集められているため、機体後方は乗員の休憩又は長時間ミッションのための交代要員の控え室として使用でき、ギャレーやラバトリー(トイレ)もある。なお、
ラバトリーは操縦席後方左舷にも設置されており、計2カ所となっている。


胴体と翼はベース機とほぼ同じであるが、胴体側面の窓が全て塞がれている。
これは、キャビン内部は電子機器類で占められているため旅客機のような窓は必要ないことと、自身のレーダーをはじめとする各種の無線設備が発射する強烈な電磁波から電子機器と乗員を防護するためである。また、
胴体上部に円盤型の直径9.14m、厚さ1.83mのロートドームが装備されている点が大きな特徴である。ボーイングは当初、ベントラルフィンを装備することを検討していたが、ロートドームの装備による空力変化は軽微と判断され、装備されなかった。


胴体の長軸に沿って胴体上下に無数のUHF及びVHF通信用ブレードアンテナが配置されている。また、
両主翼端に機体後方へ突き出した棒状のHF通信用プローブアンテナが配置されている。他には、JTIDS(統合戦術情報伝達システム)アンテナが機首レドーム内と胴体尾部上部にコブの様に設置されているフェアリング内にある。なお、E-3 セントリーは片翼に2基ずつ、両翼で4発のエンジンを搭載するが、E-767
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