ヨハンの一日
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円卓は騒がしくなるが。俺と大統領が、慌てていない事に気づき静まっていく。
「成程、その脅威に満足に対応できない事を知っている。だから、苦言を呈したわけですか」
「えぇ、それに人々は宇宙に進出しています。現在の、宇宙軍の体制は不十分かと。
私が提示する案は、こちらです」
モニターにでるのは、軌道エレベーターの基地外に、軍港を設ける資料である。
「宇宙での、母艦運営は現在。地上から宇宙に上げて、それを宇宙で組んでから使用する形です」
「ですが、生活圏が広がりつつある今。宇宙で母艦が停泊可能、または補給と、修理を行える場所がありません」
「有事を想定した場合。一々、パーツを地上から搬入させる事は困難です。なので、基地建設を提案します」
「これは…、確かに問題点は多数存在しているが…」
「総帥、資料を提示し現在の問題点を教えてもらい。感謝します、これは後ほど議会で議論させて頂きます」
「よろしく、おねがいします」
ヨハンが呼ばれることは、少なくない。
ソレスタルビーイングも、頭を悩ませている議会に、秘密警察として認可してはどうか?と提案したのだ。
勿論、武力介入をする性質を持つので、証拠の提出を大統領にしなければいけない。
イノベイド経由で、話を通して承諾してもらった。
イノベイド三人は、FF所属になり。現在は思い思いに過ごしている。
地球連邦は、ELSに対しどう動くのか…。
それは、わからないが。取りあえず、家で二人の胸に挟まれながら、眠りについた。
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