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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第239話 攻略不安要素
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立っている。……が、スリーピング・ナイツの様な、少人数のギルドにまで 注意を払うか? と疑問も同時に生まれると言うものだ。
絶剣や剣聖の名が轟いたのは ほんのつい最近の出来事だから、彼女達を警戒して――、と言うもの時期的に有りえないと思える。
「…………」
色々と考えているのは、アスナやレイナだけではなく、リュウキも同じ事だった。
この世界で言う2、3時間は それ程長くは無い。本当にあっという間、と言っても良い。ダンジョン攻略にも数時間かかる、と言うのもざらだから。(勿論、例外はあるが……)
そんな短時間でBOSSを、それもスリーピング・ナイツの挑戦後に立て続け……と言うのは、はっきり言って看破できない情報だ。
「うーん、じゃあ 一応念を入れて、全滅したらすぐに再挑戦できるように準備を整えておきましょう。えと、皆の都合が良いのはいつごろなのかな? 私達は、今週は大丈夫だけど……っとと、リュウキ君は?」
「ん? オレも問題ない。今の所は幾らでも調整が効くから」
『調整が効く』 とさらっと言ってしまう辺り、大物感を感じてしまうのは、リュウキの事を知っているからこそ、なのだろうか? と一瞬 思ってしまって 思わず くすっ、と笑うのはレイナ。
だけど、やっぱり 色々と心配だから レイナはリュウキに耳打ちをした。
「(………でも、無茶しちゃだめだよー?)」
「(しないよ。今もしてない。……大丈夫)」
レイナの言葉に、リュウキは微笑みで返していた。
そして、ギルドの皆の顔を一通り見た後。ひょい、と手を上げるのはノリ。
「あ、ゴメン。アタシとタルは、夜はダメなんだ。明日の午後1時からはどうかなぁ?」
ノリの言葉に、ギルドの皆は頷いた。
それを確認したアスナやレイナ、リュウキも互いに頷き合う。どうやら 時間合わせは滞りなくいける様だ。
「うん、大丈夫だね」
「私もっ!」
「了解」
アスナは、全員の意志を訊いた後に、ユウキ達に向かい訊いた。
「えっと、じゃあ 明日の1時にこの宿屋に集合、で良いかな?」
オッケー、了解! と口々に頷くギルドも皆。
最後は、アスナとレイナ、リュウキが顔を見やって頷き合うと。
「――頑張ろうね!」
アスナの号令と共に、続けて軽く ぐっ、と拳を出す3人。
それに答える様に、一番前にいたユウキが『うんっ!』と右拳を高くにあげ、ランはぺこり、と頷いた。連鎖する様に 其々が答えて 名残惜しいが これで今日は仕舞いとなった。
「……ん」
宿屋を出た辺りで、リュウキは足を止める。
「あれ? リュウキくん? どうしたの?」
名残惜しそうに、本当
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