14話
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ることはやめたのだ。
「私も手伝います!!!」
「なっ!?神裂!!?」
「あの子を救える千載一遇のチャンスなのですよステイル!!!これを逃してはいけない!!!今度こそ、彼女を救うために、立ち上がらなければならない!!!!」
「私はもう!!!!自分に言い訳をして!!!!!彼女を救うことを諦めるのは嫌なんです!!!!」
「そうだ!!!今手を伸ばせば届くんだ!!!いい加減始めようぜ!!!魔術師!!!」
「Salvare000!!!」
右手を弾かれ窮地に陥った上条を神裂は禁書目録の足場を崩すことにより救う。
そして、その光線は天高く登って行った。
「気をつけて、この光線は竜王の殺息!!余波の光の羽が当たっただけでも危険です!!!」
上条当麻は走る。禁書目録を救うため、向かう。
『新たな敵兵を確認。戦闘思考の変更。上条当麻の破壊を最優先します。』
そのつぶやきと同時に破壊の根源が蘇る。
そして、その破壊を上条に再現するように、禁書目録の攻撃が上条に殺到した。が、それも通ることはなかった。
「イノケンティウス!!!」
それは見覚えのある火の魔術だった。魔女狩りの王。
「別に、君たちに感化されたわけじゃない。あの子の命が救えるのなら僕はなんであろうと壊す!!!いけ!!上条当麻!!!」
が、それで終わるほど敵も甘くない。
敵は10万3000冊の魔道書を余すことなく使う魔神に至る知識を持った怪物。
すぐにステイルの切り札である魔女狩りの王を解析し、消滅に追い込んだ。
「ぐっ!!」
再び上条の元に禁書目録の攻撃が殺到する。
が、それも通ることはなかった。八幡が能力を使いその光線による一撃を防ぐ。
ーーー地を蹴り、上条当麻は駆け抜ける。
貫きたい思いがあるから。伝えたいことがあるから。
その思いを右手に乗せる。その幻想を殺すように。
(この世界が神様の作った通りに動いてるっていうのなら!!)
ーーー運命なんていうふざけたものに縛られているのなら
「まずは、その幻想をぶち殺す!!!」
ガラスを壊すような音とともに、上条当麻は禁書目録の元へたどり着いた。
『警.....告...首輪の...致命的な...........』
禁書目録は崩れ落ちる。
だが、これはハッピーエンドでは終わらなかったのだ。先の竜王の殺息の余波により生まれた光の羽。それが上条当麻に殺到する。
ことはなかった。それは普通の物語の場合だ。
だが、今は違う。ここにその結末を認めないイレギュラーがいたのだ。
光の羽がピタリと止まった。
比喩ではない、本当に止まっ
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