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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic11-A運命の子供たち〜Prinzessin Vivio〜
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いや。ホンマにド外道やね、プライソン。怒りしか湧いてこぉへん。
「魔力パターンを確認したところ、ルーテシアが召喚魔導師であることが判明。アグスタでシグナムとザフィーラの前に現れた人外も、彼女が召喚したものだと思う」
新たに展開されたモニターに、虫の羽を生やした二足歩行の人型生物が表示された。シグナムとザフィーラを相手に奮闘してる。まぁ結局は体を透明にしての撤退を余儀なくされるほどのダメージを受けたけどな。
「次に、地上での一派について。彼女たちは本局の第零技術部に籍を置くシスターズと同じバトルスーツを着用していた」
映像が切り替わって、シスターズのトーレさんとチンク、そんで昨日の襲撃犯3名が映し出される。5人ともピッチリと体に張り付くバトルスーツ姿。色もデザインも全く同じや。ドクターやシスターズのことを知らへん人が見れば、シスターズと襲撃犯が仲間やって判断するやろ。
「この事から本局は、ドクターの異名を持つ第零技術部のジェイル・スカリエッティ少将とシスターズ6名を逮捕。今は本局内の拘置所で拘留中だね」
「そんな!」
「チッ。これ完全に嵌められたな」
フェイトちゃんがそう報告すると、スバルは納得できひんって風に声を出して、ヴィータは少し苛立ちを含んでそう言うた。ドクターやシスターズと知り合いな私らはみんな同じ意見や。プライソンは、ドクター達を嵌めるためにわざわざ同じデザインのバトルスーツを着せたんや。少なからず因縁もあるって話やしな。
「親交の深かった第四技術部のすずか、・・・月村すずか技術官に話を聴いたところ、この3名の名前が判明。赤い髪の子はノーヴェ。ボード乗りはウェンディ。砲撃主はディエチ。元はプライソンが人工的に生み出した子供たちで、ドクターから盗んだサイボーグ化技術であるBNACを用いて改造された子供たち、とのことだったよ」
プライソンの話をこれまで聴いてきたから、私もある程度は予想はしてた。ティアナとエリオとキャロが少しざわつく中、「つまり、あたしの妹か姉にあたるんですよね・・・」スバルがそう漏らした。
「あたしとギン姉を生み出したのはプライソンですし。参ったな。止めなきゃいけない相手が多いや」
そんな乾いた笑い声を出して言うスバルに、ティアナが「アンタ1人が背負ってんじゃないわよ」そう言うてスバルの額にチョップした。痛がるスバルに「そうですよ!」エリオや「私たちもお手伝いします!」キャロも励ますようにそう言うた。
「ティア、エリオ、キャロ・・・」
「そうだよ、スバル。これは私たちみんなの問題だよ」
「そういうわけだ。お前はクイント准尉のことを考えとけ、とりあえずな」
なのはちゃんとヴィータもスバルに声を掛ける。私も「そうやね。私らのことも頼ってな」微笑
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