暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic11-A運命の子供たち〜Prinzessin Vivio〜
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んの方を見れば自然とフロントガラスの向こうを見ることになって、「あれ?」見覚えのある大型リバーストライクが反対車線を走っていて、この車とすれ違って行った。
「今のはルシルだな。奴が隊舎を離れるとは、何かあったのか・・・?」
「どうなんでしょう。でもただ事じゃないのは確かですよね・・・」
特務調査官は基本的に出向先の隊舎から出られないし、休暇も出向期間中は1日たりとも無い激務だし。そんなルシル君が隊舎から離れるなんてよっぽどのことだ。シグナムさんが「とにかく急ごう」そう言って少しスピードを上げた。まぁそれでも法定速度だけど。
「あ、最初は寮に行ってもらえますか?」
「ん? あぁ、ヴィヴィオを預けておくのだな。承知した」
寮にはアイナさんっていう寮母さんが居る。とりあえずヴィヴィオは私とフェイトちゃんの部屋のベッドで寝かせて、アイナさんに見ていてもらおう。そういうわけで寮に着いて、アイナさんに事情を説明。
「あ、はい。判りました。それでは少しお部屋に失礼させて頂くことになると思うのですが・・・」
「すいません。お忙しい中・・・」
「いえいえ。ヴィヴィオちゃんが目を覚ましたら、通信を入れさせて頂きますね」
「はい。それでお願いします」
ヴィヴィオをベッドに寝かせて、アイナさんに様子を見ていてくれるようにお願いして、私とシグナムさんは隊舎のミーティングルームへ急いだ。
†††Sideなのは⇒はやて†††
聖王医療院へ行ってたなのはちゃんとシグナムが帰って来たことで、「ほんなら、ミーティングを始めよか」隊長陣だけやなくてフォワードも入れたミーティングを始める。まずは「それじゃあ私から、これまでの敵性戦力についてを」フェイトちゃんが椅子から立って、楕円形の長テーブル上にモニターを展開した。
「昨日の戦闘で、新たにプライソン一派の戦力を確認できたから、そのおさらいを」
地下水路で行われたフォワード4人とギンガとプライソン一派の戦闘がノイズ交じりで流れる。サーチャーは使いもんにならんくなってたけど、5人のデバイスが記録を残してくれてた。スバルが「お母さん・・・」ポツリと漏らす。プライソン一派には、死亡とされてたクイント准陸尉が居った。それだけやない。
「クイント・ナカジマ准陸尉、融合騎アギト。そしてホテル・アグスタでアリシアを撃破した女の子と、今回で確認された女の子。2人の女の子は、クイント准尉の話からしてMIAとされていたメガーヌ・アルピーノ准陸尉の娘、ルーテシアとリヴィアみたい」
エリオと戦った女の子リヴィア、ティアナとキャロと戦った女の子ルーテシアの映像が流れる。クイント准尉の口振りからすると、メガーヌ准尉も生きてるって考えられる。そんでみんなして記憶を弄られてるみた
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