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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第243話
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妻であるエリゼ”達”って事は他にもいる訳よね……?もしかしたらその中に私もいるのかしら……?)

(うふふ、エリゼ様がおられるのですから、確実にお嬢様もその中に入っていますわ♪)

(ふふ、勿論リィンさんの”妻”であるわたくしやエリスも入っているでしょうね♪)

(ア、アルフィン義姉様。)

(わたくしは”竜”ですから200年経っていても生きていて当然ですが、お兄様達はどうして生きておられるのかが気にはなりますが……フフ、でもわたくしとしては嬉しい事実ですわ。)

我に返って小声で呟いたリィンの言葉にエリゼは頷いた後考え込み、戸惑いの表情で呟いたアリサの疑問にシャロンが笑顔で答え、嬉しそうな表情で呟いたアルフィンの推測を聞いたエリスは冷や汗をかき、セレーネは戸惑いの表情でリィン達を見つめた後嬉しそうな表情になった。

(うふふ、今の話、どんな事になってそんな風になったと思うかしら♪)

(え、えっと………多分だけど私かベルフェゴール(貴女)のどちらかがリィン達を自分達の”使徒”にしたか、”神核”を分け与えて”神格者”にしたかのどちらかよね……?)

(そうですね。”使徒”もしくは”神格者”にできる力を持っているのは”魔神”もしくは”神”ですからね。)

(……200年も経ったら性欲が無限のマスターの事ですから最低でも今の数十倍の数の女性と結ばれて、毎晩複数の女性と不埒な事をしているのではないでしょうか。)

(ア、アルティナさん。さすがに数十倍は数え過ぎで、せいぜい十倍くらいだと思いますけど………)

一方興味ありげな表情をしているベルフェゴールの問いかけに対して答えたアイドスの推測にリザイラは頷き、ジト目で呟いたアルティナの推測を聞いたメサイアは冷や汗をかいて指摘した。



「え、えっと……話をもう一人のルフィナさんの件に戻しますけど、僕はあの場にもう一人のルフィナさんがいる事についてある可能性があると思っているんです。」

「へ………」

「ナユタ?それって一体どういう意味なの?」

無理矢理話を戻したナユタの話を聞いたケビンは呆け、ノイは不思議そうな表情で訊ねた。

「………―――そもそも”ルフィナさんは彼女が死んだと思われた6年前の件で死んでいなくて生きている”可能性だよ。」

「………状況を考えればその可能性が一番納得できますね。」

「た、確かにそうですけどルフィナ姉さんが死んだ事は姉さんの死体を確認したオレが一番よくわかっているんです……!あの後に姉さんが生きているなんて………そんなのありえへんやろ………」

「ケビン…………」

ナユタの推測にエイドスが同意したが辛そうな表情で声を上げて否定した後顔を下へと俯かせたケビンの様子をリースは心配そうな表情で見つ
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