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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第243話
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思議そうな表情で首を傾げて呟いたゲルドの推測を聞いたマキアスは疲れた表情で指摘した。
「それにしてもトマス教官が”星杯騎士”―――それも”守護騎士”だなんて本当に驚きましたよね………」
「しかも”星杯騎士団”の副長だなんて、実際に知っても信じられない思いだわ。」
「ふ〜ん。じゃああの眼鏡教師、ケビンの上司だから結構強いんだ。」
「リフィアの専属侍女長になってから驚く事ばかりを知っているような気がするわ………」
「フフ、殿下の専属侍女長を立派に務める貴女も私達からすれば十分驚く出来事よ。」
「……同感だ。殿下の専属侍女長を務めている事に城に務めている使用人達だけでなく軍関係者や貴族、果ては皇族の方々も驚いていたとの話だからな。」
「ぬう………皆がそこまで驚いていたとは。皆は余をどんな風に見ておるのじゃ?」
「あんたの普段のハチャメチャな行動を知ったら、誰でもそう思うわよ。」
「エステル……君だけはリフィアの事は言えないよ……」
苦笑しているツーヤに続くようにプリネは表情を引き攣らせて答え、エヴリーヌは呑気そうな様子で呟き、疲れた表情で呟いたエリゼに指摘したシグルーンとゼルギウスの話を聞いて唸り声を上げて考え込んでいるリフィアにジト目で指摘したエステルにヨシュアは呆れた表情で指摘した。
「……トリスタの防衛戦の時からトマス教官が”只者”じゃない事はわかっていたけど、まさか”星杯騎士”――――それも”
守護騎士
(
ドミニオン
)
”だなんてね。完全に騙されたわ……”執行者”の連中は知らなかったようだけど、アンタなら知っていたのじゃないかしら?実際あんたと同じ”蛇の使徒”だった”鋼の聖女”は知っていたようだし。」
疲れた表情で溜息を吐いたサラ教官はクロチルダに視線を向け
「ええ、私も最初”匣使い”が貴方達と一緒にいる所を見た時は驚いたわよ。内戦や”騎神”は”星杯騎士団の領分”じゃないから、関わって来ないと予想していたのだから。」
「つーか、知っていたんなら俺達にも教えろよな……」
「今思い返してみると”双龍橋”でアタシ達の前から姿を消した方法も”
古代遺物
(
アーティファクト
)
”関係だったのでしょうね。……まあ、あのポヤンとした眼鏡教師が”
守護騎士
(
ドミニオン
)
”で、しかも”星杯騎士団”の副長だなんてアタシも信じられないけど。」
苦笑しながら答えたクロチルダにクロウはジト目で指摘し、セリーヌは疲れた表情で溜息を吐いた。
「「…………………」」
「ケビンさん?それにリースさんも何かを考えているみたいだけどどうしたの?」
それぞれ考え込んでいるケビンとリースが気になったミントは訊ね
「それは…………」
「――――大方”私”が二人いる事が気
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