リボンズ戦終結
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ガンダムのビームサーベル、ダブルオーライザーのGNソードVがぶつかり合う中。
ダブルオーライザーの腹を蹴り飛ばし、ビームライフルを連射する。
「誰が!」
互いに、射撃で敵の行動を制限していこうとする。
「そうさ…そうでなければ僕が作られた意義がない。存在する意味も!」
その時、レーダーに反応が示される。接近してきたのは、ヨハンの乗る機体、リンドヴルムである。
「僕より下等な存在である、君に邪魔されるとわね!」
幾度なく、交わされる剣戟。リボンズと言えども、二人を相手に攻勢に回れない。
「残念ながら、貴方より成長してしまったんでね!」
ヨハンは、リボンズに向かい…ざまぁ見ろと言葉には出さずとも、そう聞こえるように言葉を吐く。
「この模造品が!」
勿論、リボンズは激怒する。
彼から見れば、トリニティの存在等。捨て駒同然だったのだ。
しかし、彼らはこちらを欺き、尚且つ自分の計画を、完膚なきまでに破壊した人物。
自分の遺伝子を使った、劣化コピーより自分がそれ以下等…彼は許せなかったのだ。
「違う!ヨハンは、貴様とは違う道を歩いただけだ!:
刹那の言葉と共に、ダブルオーライザーによるGNソードVの攻撃に、リボーンズガンダムは半身のみになってしまう。
シールドとライフルがなくなり、もはや大型ビームサーベルしかない。
「くぅう!…このぉ!」
最後のあがきの様に、リボンズは二人の機体、何れかの太陽炉を奪おうをするが…。
半壊した、機体が爆発した事によりサーベルは狙いを外し…、逆に二人の攻撃でダルマ以下になってしまった。
「ぐぅ…!くそぉおお!このぉ人間風情等にぃい!!」
それが、リボンズの最後の言葉となった。
三人の戦いの光は、遠い地球にも響き。未来は切り開かれたのである。
ソレスタルビーイング。彼らは、オリジナルの太陽炉を失わずに済んだ。
だが、パトロンや協力者がなくなった今、資金面の不足があり、組織は縮小せざるを得ないだろう。
反乱軍は、これらの戦闘映像等を公式の記録として議会に提出。大国だった三大勢力の元トップ達は
責任を追及され、これから裁判にかけられるそうだ。
アロウズの事実上トップである、ホーマー・カタギリ司令も同様である。
彼は、部下の免罪を願っていたが、事実を知り尚その悪行を行ったものには、情状酌量の余地無しとされた。
これから、新しい連邦議会が発足する事になる。ヨハンの演説は、日夜ニュース等でも取り上げられ
有名人となった。そんな彼は……。
FFの組織のカップルと合同で、結婚式を行い。笑顔で、堂々とその姿を見せていた。
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