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【WEB版】マッサージ師、魔界へ - 滅びゆく魔族へほんわかモミモミ -
第四章 魔族の秘密
第53話 二千年の計
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充実していた。

 まもなくそれが奪われるのかもしれないと思うと、残念な気持ちもある。
 でも、それでもぼくはこちらの世界に来てよかったと思っている。
 このまま弟子たちと、治療院を続けられる最後の日までしっかりと働こう。

 ……あ。そうだ、弟子たちと言えば。
 ルーカスにお願いしようと思っていたことがあったんだった。

「ん? その顔は、何か思うところがあるのか?」

「うん。近いうちにまた戦になるんでしょ? リンブルクのときのようなこともあるんで、ぼくも最低限戦えないとまずいかなと思って。
 ヨロイはもうもらっているので、何かぼくでも使えそうな武器をもらうことはできないかな」

「ほう……そうだな。ではヨロイのように機能デザイン共に完璧な武器を準備しておこう」
「あー、デザインのほうは中二臭いのじゃなくて普通でお願いします」
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