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【WEB版】マッサージ師、魔界へ - 滅びゆく魔族へほんわかモミモミ -
第四章 魔族の秘密
第34話 渡された本
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何冊か欲しいな」

 彼女「わかった」と言って去っていった。



 そして思ったよりも早く戻ってきた。

「これで大丈夫……かな?」
「助かる。ありがとう」

 四冊の本を渡された。

 一冊は『イステールの歴史』。
 これは名前のまんまで歴史書だ。
 人間の歴史自体に興味があるわけではないが、魔族との関わりについては興味がある。
 それを知ることができるかもしれない。

 他の三冊は小説。
 ええと……『ロードス鳥戦記』、『超合体体術ロボギンガイザー』、『気功界ガリアン』。
 当たり前だが知らないモノばかりで、どんな話なのかも想像できない。

 まあ、待っている間、読めるようなら読んでみるかな。
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