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グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)
第64話:準備は入念に、実行は慎重に。
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スパイ活動がバレてない証として定時連絡を週一回のペースで送らなければならない。

ホザックにスパイ活動がバレたときのために、定時連絡で暗号を用いる事をリュカさんに勧められた。
だから俺はマオさんに『定時連絡の映像はマオさんのア○ル・オナ○ーでお願いします。ホザックにバレて、それを悟られないように強制されてる時は、普通の定時連絡でお願いします。普通の定時連絡が来たら給与の支払いを止めますから(笑)』と伝えた。

うん。殴られたね。
でもね俺は引き下がらなかったよ……だって定時連絡なんて、自室で誰にも知られないように行う事でしょ。他人にそんな痴態を見せるなんて誰もが嫌がるから、暗号としては最適だと思うんだよね。だから俺は毎週一回、マオさんの○ナル・オ○ニーを観賞できるのだ。

そのくらいの役得があっても良いだろう!
スパイ活動の件は、全て俺だけで管理する事になったのだ。
万が一の為に、国王陛下にはスパイ活動の事は知らないって事にしてあるんだ。

実際は知ってるんだけど、情報の内容などは俺だけが管理し、分析もして国政に反映させる事になるのだ。
これはティミーさんが国王になった時の対策で、彼に後ろ暗い活動は教えられないのだ。
彼は公明正大な国王でなければならない。

だから汚れ仕事は俺が担う事になった。
ね! 役得くらい有っても良いでしょ?
殴られたくらいで引き下がる訳ねーっての!

そんな訳で、俺は普段から手鏡を覗く習慣を身に付けてる。
マリーからは『キモい』と言われた。
リューノからは『どうしちゃったの? 大丈夫?』と心配された。

レクルトは俺が手鏡を覗いて髪型を整えてるのを見て『あ〜あ……』て言いやがった。
アローは『アニキ……そりゃないよぉ。折角真面な部分が残ってたのにぃ……』と言った。
何奴も此奴も……俺だってやりたくてやってる訳じゃねーよ!

しょうがねーだろ……これも仕事の一環なんだから。
俺だってそこまで馬鹿丸出しのナルシストじゃない!
でも我慢する。マオさんのアナ○・○ナニーを観賞する為にね!

あぁ因みに……オジロン閣下が『今更子供が出来てしまうのは困る』と言ったそうで、マオさんの後ろは貫通済みだそうです。
本人(マオさん)が言ってたから間違いない。

余談だが、既に一回……定時連絡を受け取っている。
恥ずかしそうに……そして屈辱的に自分の菊座を弄ぶマオさんの姿に、とっても興奮した事を宣言しよう。
オジロン閣下、羨ましいぞぅ!

「ウルフ様……陛下がお呼びです。応接室までお願いします」
マオさんの痴態を思い出しながら手鏡を覗いていると、新任上級メイドのジョディーが俺の執務室に入ってきて、リュカさんからの呼び出しをキツイ口調で伝えた。

何だぁ〜? ま〜た面倒事
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