暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、挑戦する
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りなのよ〜」
そう……店の装飾として置いてあるぬいぐるみや編みぐるみ、ちょっとした小物なんかは全て俺の手作りだ。手先が器用なだけが取り柄だった俺は小さい頃から父方の祖母にこういった裁縫などの技術を仕込まれた
「スゴーイ!ねぇねぇ幹太!アタイにも作って!」
「まぁ……いいけど。何がいいんただ?」
「え〜と…………ゴマフアザラシ!」
また随分とマニアックな…………
「一週間ちょっとで出来ると思うから……それまで待ってろ」
「わかった!」
毛糸……予備有ったかなぁ……
〜菓家 リビング〜
只今、家族で夕飯を食べている。あずきのご飯は相変わらずの山盛りサラダだ……
「そういえば……来月にはスイカが来るわよ」
「あぁ……もうそんな時期か」
家の店でお世話になっている農家や果樹園の方々から此からも宜しくお願いしますという意味を込めて何かしらの贈り物を貰う事がある。特に果樹園から夏にスイカが送られてくるのは毎年の恒例である
「今年も御近所に配らないとなぁ……」
「そうねぇ……中島さんの所には多めにあげましょう」
しかし、三人家族で食いきれる量では無いので、毎年御近所に配るのもまた、恒例である
「親父、お袋、今週末……配達が終わったら、出掛けるから」
話を切り替えて今週末の予定について話し合う
「いいけど……何処に行くの?」
「T&Hに行くつもりだよ。最近ブレイブデュエルでチームを作ってさ……大会もあるから、練習しようと思ってな……」
「チームで大会に出場か〜なんかカッコいいね!」
「そうか?」
あずきの発言に俺は首を傾げる……
「チームで参戦ってことは、勿論チーム名とかあるんだよね?」
「……あ」
あずきの言葉で思い出した……
「そういや……考えて無かったな、チーム名……」
「大丈夫なの?大会にエントリーするのに必要なんじゃないの?」
お袋の言う通り、チーム名が無ければエントリー出来ない……
「明日……皆で考えるか……」
〜明星高校 中庭〜
翌日の放課後、何時もの如く中庭に集合した我々五人は中庭のベンチに座っていた
「という訳で……チーム名を考えよう」
「チーム名……ですか?」
「そう言えば……考えてませんかでしたね、私達のチーム名が無ければグランプリには出場出来ませんし……早く考えましょう」
「そうは言うが……以外と難しいのではないのか?余りふざけた名前だと今後の活動にひびくかもしれんぞ?」
俺、賢斗、宗輝、桜馬が頭を悩ませていると……
「ハイハイハーイ!」
静がものすごい勢いで挙手をしてきた
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