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魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、挑戦する
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」
「ブレイブグランプリ優勝!」
「イヤ無理だろ」
グランプリまであと一ヶ月半しかないんだぞ……
「流石に優勝は無理だけど、ベスト8くらいはいきたいよね……」
「確かに、賢斗さんの言う通り。大会で何かしらの戦績を残すのは、大きな目標になります」
「しかし……今のワシらの実力では難しいのではないのか?」
「だからこそ!特訓するんだよ!」
俺を差し置いて後輩達がどんどん話を進めていく……
「チームとしての特訓は勿論、くるみん先輩以外の個人戦力を上げないといけませんねぇ」
「もう、その呼び方確定なんだね…………」
「いいじゃん!可愛いし!」
「男に可愛さを求めてるのはどうじゃろう……」
「お前ら一回俺の話聞いてくんない?」
気を取り直して話を再開する
「それで……当面の目標なんだけど、今から一ヶ月半後に行われるブレイブグランプリに出場していい成績を残す……これが目標でいいな?」
俺の言葉に後輩達が頷く
「で……特訓についてなんだけど、俺は基本的に平日は実家の手伝いで忙しい時が多いから……」
「手伝い?幹ちゃん先輩の家って何やってるんですか?」
そういえば、コイツらには教えてなかったっけ?
「甘味処だよ、赤子庵って店なんだけど……」
「あ、知ってます。僕の母がよく水羊羹を買いに行きます」
「ワシの親父もよくそこの煎餅を買いに行ってるの」
まぁ……その話は一旦置いといて……
「それで、提案としては俺が暇な時はチーム練習。俺が忙しい時は個人練習か俺抜きでチーム練習をするのはどうだ?」
「そうですね……それがいいですね」
宗輝や他の皆も納得した様だ
「そんじゃ……今週末位なら時間大丈夫だと思うから。その時にチーム練習するか」
「その間に僕達も自分の特訓をしないとですね……」
「折角ですから、チームだけでなく。個人の目標も決めましょうか……」
「個人目標かぁ……何がいいかな?」
「まずワシらの場合はグランプリ開催までに通り名を取るってのはどうじゃ?」
通り名ねぇ……
「いや、俺はもう通り名持ってるけど……」
「え!そうなの!」
静が俺の発言に驚いている
「そうだよ、幹太先輩はロケテスト時の全国ランキング50位で"灰被りの戦鬼"の通り名を持ってるんだ」
「ふぇ〜そうなんだ!」
賢斗の説明に感心する静……確か、静以外は俺が通り名持ちであることは前の戦いで知っているはずだ
「くるみん先輩以外の我々後輩一同の目標はブレイブグランプリ開催までに通り名を取得する……でよろしいですか?」
「そうなると……先輩の方はどうなるんじゃ?」
「俺の目標か
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