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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 語り継がれなかった軌跡篇
外伝〜”六銃士”の”鉄血宰相”への宣戦布告〜第4話
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に知れ渡ったらオッサンや俺達にとって、厄介な事になるんじゃねえのか?」
「当たり前です!演習とはいえクロスベルの”宗主国”であるエレボニア帝国の正規軍がクロスベル警備隊に敗北……しかも完敗したという失態を創った”張本人”として宰相閣下や”革命派”を責める口実になります!―――それどころか数か月後に行われる”通商会議”にも影響が出てしまいます!情報規制は必須です!」
「ハア。ま〜た、余計な仕事が増えたぜ。」
「ア、アハハ。”六銃士”が相手だと、ガーちゃんも簡単に破壊される気がしてきたよ………ボクは”六銃士”とは絶対に戦いたくないな〜。」
「”六銃士”……まさかこれ程までの”規格外”だったなんて!彼らの事はカシウス・ブライト―――いえ、それ以上の警戒レベルに引き上げる必要がありそうですね……!」
”鉄血宰相”の手駒として働く”鉄血宰相”に”才”を見出された”子供達”はそれぞれの想いを抱えて画面端末に映る演習の様子を見つめていた。
そして1時間後合同演習は警備隊の勝利という形で終わり、双方の被害はクロスベル警備隊は約200名の戦闘不能者を出した事に対してエレボニア帝国軍の兵や将達は”全滅”に加えて”アハツェン”も全て完全に破壊されて使い物にならなくなり、更にはおよそ半数に及ぶ重傷者を出したという結果になり、演習はクロスベル警備隊の圧倒的勝利という結果に終わった。
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