149部分:第十九話 剣と剣その一
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しかしその時だった。
「待て、バド」
「貴方か」
「そうだ。私だ」
ここでまた一人の声がしたのである。
「何故ここに来たのかわかるか」
「来る必要はないと言った筈です」
まだ声の主の姿は見えない。しかしバドは忌々しげな顔で言うのだった。
「私一人で充分だと」
「悪いがそうはいかない」
声の主はまたバドに言ってきた。
「そうはな。予定が変わった」
「変わっただと?」
「ジーク様の御命令だ」
ここでこの名前が出て来た。
「ここは退けとな」
「ジーク様の!?」
「そうだ。カプリコーンだけではない」
声の主はまた言ってきた。
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