第二十一話 心の温度
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
う事だよ。」
アーサー「結果オーライだ。」
キリト「まったく良くねぇよ! あ、そうだ。 コジロウ、目当てのインゴット見つけたぞ。」
コジロウ「マジですか!? 何処に有ったんです?」
キリト「穴の中、あれドラゴンの巣穴だ。 つまりインゴットはンコだ。」
コジロウ「え、、」
アーサー「目的を達したんなら戻って武器作ってさっさと帰るぞ。 全員、心配してたぞ。」
そのまま俺達はリンダースに転移して、リズの店に戻る。
リズ「じゃあ、先に大太刀を作るけど、どうすればいいのか分からないわ。」
コジロウ「取り合えずウインドウを開いて大太刀を探してみて下さい。」
リズ「分かったわ。 えーと、大太刀、大太刀。 有った。 え、何で?」
アーサー「恐らく近距離に大太刀スキルを持つ奴がいると、出る仕組みになってるんだろ。」
リズ「成る程。 じゃ、作るわね。」
リズがインゴットを取り出し、熱する。
そして、その熱したインゴットを打ち、また熱する。
そんなことを繰り返して、暫くすると、インゴットが光始めた。
そこでリズは打つのを止めた。
インゴットは大きく変化し、一つの武器に変わった。
刃の長い刀だ。
リズが武器を取り、ステータスを見る。
リズ「物干竿? ふざけてるの?」
コジロウ「ふざけてる訳じゃ無いんですよ、それ。 大太刀の使い手で宮本武蔵のライバル、佐々木小次郎の使ってた刀の名前が物干竿だったからです。」
リズ「へぇー、あ、じゃあ、その名前って。」
コジロウ「はい。 想像の通りだと思います。 じゃ、これは貰いますね。 代金は?」
リズ「片手剣をつくってから請求するわ。 じゃ、次。」
さっきと同じようにインゴットを熱し、打つ。
熱して、打つ。
そして暫く打っているとさっきと同じようにインゴットが光始めた。
今度は片手剣になる。
白い片手剣だ。
リズ「ダークリパルサー、闇を払う者って意味ね。 私が作った剣の最高傑作の一つよ。振ってみて。」
俺は剣を受け取り、その場で数回試し振りをする。
キリト「重さもあって、良い剣だ。 リズ、これに合う鞘も頼む。」
そして、数分後。
リズ「で、お代だけど、、いらないわ。」
キリト「は? いらない? タダ?」
リズ「そう。 私に最高傑作とユニークスキルの武器を作らせてくれたお礼よ。 ただ、何処で作ったのか聞かれたらちゃんと宣伝してよね。」
コジロウ「あはは、ちゃっかりしてますね。」
リズ「商人としては当たり前よ。」
と、その時ドアが勢いよく開き、一番近くにいたアーサーが壁とドアに挟まれる。
入ってきたのはアスナだった。
アスナ「リズー! 心配した
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ