暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜円卓の騎士達〜
第二十話 ユニークスキル『二刀流』と『大太刀』
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撃を続ける。
そして、ドラゴンのHPがレッドになったとき。

リズ「何してんのよ! そんな奴、さっさと倒しちゃいなさいよ!」
キリト「バカッ、隠れてろ!」
リズ「何よ、もう余裕でしょ?」

その時、ドラゴンが羽を大きく、そして早く振り始めた。
風圧攻撃だ。
これ自体に攻撃判定は無いが飛ばされると最悪、山から転げ落ちることになる。
そして、リズが飛ばされた。

キリト「クソ。 コジロウ! 後は頼んだ!」

俺はリズを追い掛けて空中で捕まえるが、下に地面が無かった。
ぽっかりと大きな穴があったのだ。
深さも相当の物だ。

キリト「嘘だろ。」

そのまま穴の中に落ちていく。

ドスッ

鈍い音がして、俺は背中から地面に落ちた。
不幸中の幸いと言うべきか、地面は雪で覆われていて、落ちたときの勢いを分散してくれたようだ。
それでもHPがイエローまで来てるんだから雪が無かったらと思うとゾッとした。

コジロウ「キリトさーん、リズさーん、大丈夫ですかー!?」

穴の上からコジロウが無事を確認しようとしてる。
が、今、俺はリズに下敷きにされていて身動きがとれない。

キリト「リズ、退いてくれ。」
リズ「あ、ごめん。」
キリト「ふぅ。 こっちは平気だ! そっちは!?」
コジロウ「倒しましたけど、ドロップにそれらしいのは有りませんでした! ところで、どうします!? コレ!」
キリト「ロープとか無いのか!?」
コジロウ「有りません! 一晩待ってくれればロープ持って戻って来れるんですけど!」
キリト「じゃあ、そうしてくれ! 幸いここはモンスターのポップは無いみたいだから!」
コジロウ「分かりました!」

そう言うとコジロウは転移結晶を使って消えた。
恐らくギルドに戻ったのだろう。

リズ「転移すれば良いんじゃないの?」
キリト「大抵、こういう穴は転移結晶が使えないように設定されてるんだ。」
リズ「え、、転移!リンダース! 本当だ。」

リズが転移結晶を使ってみるが反応しない。

キリト「ま、一晩の辛抱だ。」

そう言ってストレージから寝袋二つとカセットコンロ?と鍋を出し、食材を出す。

リズ「何でそんな物持ってるのよ。」
キリト「時々、ダンジョン内で一晩過ごす事もあるからな。 そういうときのため。」
リズ「やっぱり攻略組って凄い。」

そして、その夜。
寝袋に入った俺達は話をしていた。
主に、これまで俺が戦ってきたモンスターの話だったが、その中でも話が弾みそうな物を選んだ。

リズ「ね・・・、手、握って?」
キリト「あぁ。」

俺はリズの手を握る。

リズ
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