144部分:第十八話 炎の剣その一
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には知と美がある。しかしアーレスは侵略の戦いであり彼は破壊と血を欲する。それだけの違いが両者には存在しているのである。
「そう、同じものをだ」
「だから邪悪ではないとでもいうのか?」
「血は悪ではない」
アステリオンに対しても述べるのだった。
「アーレス様はれっきとしたオリンポスの神々の御一人。そして天皇ゼウスとその后であるヘラの嫡子。その血筋もまた悪しきものではない」
「それは確かにその通りだ」
トレミーも認めるしかない言葉だった。
「アーレスはゼウスとヘラの子。数少ないな」
「そのうえで戦いを司っておられる。戦いは神々の間で認められた神聖なもの」
バドの主張は続く。
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