第1話 私の憧れる先輩は二人でした
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私は杉下さんの後ろに付いて行った。
「君は何の班に入るんですか?」
杉下さんは私に聞いてきた。
「えっと、たぶんキャラ班だと思います!」
私は杉下さんに言った。
「そうですか」
杉下さんはオフィスに入るときにカードの様な物をかざして入った。
「おはようございます」
杉下さんは一礼して中に入った。
「あら、おはよう右京さん」
杉下さんの下の名前で呼んだのは茶髪で短い髪の女性だった。
「おはようございます、遠山くん」
杉下さんはそう言った。
「あら、右京さんその子は?」
遠山さんは私を見た。
「新人の涼風青葉さんですよ」
杉下さんは帽子を取って言った。
「新人の涼風青葉です!」
私はそう遠山さんに自己紹介した。
「それより遠山さん僕は今から脚本を作りますので」
杉下さんは優しく言った。
「あの!」
私は杉下さんを呼び止めた。
「どうかしましたか?」
杉下さんはそう聞いた。
「杉下さんはどの席なんですか?」
私はそう杉下さんに聞いた。
「僕はキャラ班の右側の席に居ますよ、何か困ったら話相手になりますよ」
杉下さんはそう言った。
「あっ!はい!」
私はそう杉下さんの背中を見て少しカッコよく見えた。
〜オフィス〜
私は自分の席に座っていた。
「おや、僕の隣の席ですね」
隣から杉下さんの声がした。
「あっ!杉下さん」
私は杉下さんの方を振り向いた。
「君も何か飲みますか?」
杉下さんは片手にティーカップを持ちながら言った。
「あっ!じゃあオレ・・・・・コーヒーブラックで!」
私はそう杉下さんに言った。
「なら、すぐに持って来ますから待っていて下さいね」
杉下さんはティーカップを置いてどこかへ行った。
私は杉下さんのデスクを見た。
そこには厚い本が何冊もあった。
「う〜ん、疲れた〜眠いよ!」
どこからか女の人の声が聞こえた。
私は辺りを見ると奥のデスクから足が出ていた。
「きゃあああああああ!」
私はパソコンのキーボードを持ってゆっくりと歩いた。
そしてそこにいたのは金髪の髪に黒い服にパンツ一丁の女性だった。
「ん?」
女の人は目が覚めてこっちを見た。
「子供がどうして会社に居るの?」
女の人は私を見て言った。
「子供じゃないです!」
私は女の人に言った。
「おやおや、八神くん泊まりですか?」
杉下さんは両手にコーヒーを持ちながら言った。
「右京さん何で子供が会社に居るの?」
八神さんは杉下さんに聞いた。
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