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シスコンで吸血鬼で鬼ですが何か?
学校教師に日常を
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凪も坂木と呼んでいる。
 二人が一緒にいるときはフルネームで呼ぶ。
 だから、僕の知り合いにも先生か坂木先生って呼ばせてる。
 まぁ、無限だけは要って呼ぶけどそれはもう諦めてる。
 無限曰く「要、異論、認め、ない」だ、そうだ。

 姫島とグレモリーはなんだか視線を向かい合わせ火花を散らしている。
「二人とも落ち着きなって」
「「先生は黙っててください!」」
 い、息ぴったり、先生仰け反っちゃった。

「大体、朱乃!こういうのは主人の方を持つものじゃない?」
「リアス、女同士の戦いにそんなもの無粋でしかなくてよ?」
 二人ともフフフと、言いながら睨み合っている。

 うん、怖いし逃げよう。

 《坂木要は逃げ出した》


 よし、ここまで来れば安心だろう。
 僕が逃げ出してきたところは僕が担任を務めているクラスだ。
「あれ?先生どうしたんですか。そんなに急いで」
 お、木場、この子が優等生一号の木場だ。
 あれ?なんで木場が僕のクラスに?
「先生、ここ、僕たちのクラスですよ?」
「え?」
 クラスの看板を見たら確かに教室を間違えていた。
「本当だ、ごめんな木場」
「ははっ、先生、別に僕は迷惑掛けられたわけじゃないですよ」
 木場がクスッと笑いながら言った。うむ、彼は本当にイケメンだな。
 後ろにいる女子たちも顔を赤らめている。
「そう言えばそうだね。それじゃ、僕は教室に行かなきゃだから・・・」
 この学校、広すぎて未だに迷う時がある。
 もうすぐ、この学校に僕が来て3年くらい経つ。
「あ、はい、先生また」
 そう言いながら木場くんは手を小さく振って見送ってくれた。
 あぁ、いい子や彼がモテるっていうのも納得だ。



「せんせーい!!!そこの変態共!捕まえてください!」
 ははは、人がいい気分で教室に向かってる時に・・・此奴ら・・・
「しまった!!先生に鉢合わせてしまったぞ!どうする元浜、イッセー?!」
 ほぉ、僕に見つかって逃げ切れると思ってるのか?
 ・・・お前ら全員、ラリアットだ。

「教育的指導!!!」
 僕はラリアットを三人に食らわせた。
 僕の辞書に体罰なんてない。これも全部、愛だ。

「「「おっばい!」」」

 おい、断末魔が可笑しいぞ?この三人はもう手遅れかもしれない。
 いや、手遅れだな。
「先生!ありがとうございます!」
「あ、あぁ、片瀬、村山(かたせ  むらやま)も大変だな」
 お、おう、この子たち僕に笑顔を向けながら兵藤達を竹刀でボコボコにしている。
 この子たちは極力怒らせないようにしよう・・・
「い、いいえ、大丈夫ですよ。先生も助けてくれますし!」
「そ、そうです!」
 い、いやぁ、頼られて先生嬉しい。
 じ
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