幼い巫女に救済を
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中で説明を遮って
「で、では!なんでそいつらの味方をするのだ!貴様にメリットなどないだろ?!」
あぁ、こいつ勘違いしているな、確かに《ただ》数回あった人たちだったら特に気にしなかったかもしれない。
だが、この人たちは紗凪の友人なのだ。
それだけで、助ける理由になる。
「はぁ、そんなことは関係ないんだ。まぁ、お前らには分からないだろうけどな」
男は少し怯み、それでも意識を保とうと必死に僕を睨んでいる。
「いま手を引けば見逃してもいいぞ?お前ら」
僕が最後のチャンスを渡した。
しかし、男は持っていた剣を強く握って
「こ、ここで手を引くほど我々もプライドがないわけじゃない!」
ほぉ、腐ってもリーダーってことか、でも、こいつは剣を持っているても震えてガタガタいっている。
そこまで恐怖しているのに本当に戦えるのかこいつ。
「そうか、じゃあ、一思いに一瞬で
殺してやるよ」
僕は相手の首を鷲掴みにして引きちぎった。
相手の首からは鮮血が吹き出し、手に持っている生首は驚愕し、そして、どこか恐怖から解放され安心した表情をしていた。
「お前は僕の敵だったが・・・そのプライドと根性だけは尊敬するよ」
そのあと、僕は気絶していた女性と朱乃ちゃんの傷を治してその場を去った。
あぁ、血で身体中ベトベトだ。
あ、ジャケット忘れた。
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