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シスコンで吸血鬼で鬼ですが何か?
神龍様に完敗を
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壁が現れた。
 ちょっと?これはなんだい?嫌な汗が死ぬほど出てきたよ。
「まず、我、から、行く!」
 そう言うと、オーフィスちゃんはどこかのボロッコリーさんが使っていたエネルギー弾的なものを作った。
「オ、オーフィスちゃん、それ何?」
 すると、オーフィスちゃんのところに風が吹いた。
 なにこれ、どっかのバトル漫画?
「ショット・・・」
 オーフィスちゃんのエネルギー弾が赤い壁に向かっていく、しかし、








 ボガァァァ!!!!!!!!!

 魔法陣のようなものが発現し弾かれる。
「わ、わぁ、僕、びっくりやん」
 本当、ちびっちゃうぞ!怖いよ!泣きそう!帰りたい!黒黒もふもふしたい!
「要、も、打って」
 え、ぇぇ!?僕、そんなのやったことないんだけど?
 僕に何を期待してるの?
「わく、わく」
 ちょっと、オーフィスちゃんそんなキラキラした目をしないで!痛い、こんな痛い視線初めて!
「お、おし!まかせんしゃい!」
 何言ってんの!?このバカ(ぼく)
 はぁ、逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!
 こ、こうなったら、ヤケクソだ!

 まず、目を閉じで精神統一

 次に、手に妖力を集中
「おぉ」
 あれ?オーフィスちゃんどうしたの?目を閉じてるから分からない

 ま、まぁ、いいや。

 もっと、もっと、集中だ。
 圧縮、圧縮!!!!!!

 さすがに限界だ。
「ハァハァ、くらえ!一撃必殺(デッドリーブロー)!!!」
 いやー、我ながら中二病くさい技名だ。

 僕の全身全霊の妖力を込めた一撃は赤い壁に一直線だ。
 
 ボゴォォォ!!!「グガアアアアアアアア!!」

 そして、要の努力は虚しく魔法障壁に伏せ、
「要、すごい、一撃」
 がれてない!?
 もしかして、僕って強い?・・・いや、まぐれだろう。

「き、貴様ぁ!何者だぁ!」

 ん?なんか今、聞こえなかったかいオーフィスちゃん?
 あれ?オーフィスちゃ・・・

 オーフィスちゃんが上を向いてポカンと、していたので、その方向を向くとデッカい顔が・・・・顔?

「オーフィスちゃん、あれ、なに?」
「グレート、レッド」
「あ、やっぱり」
 なーんだ!やっぱり、グレートレッドさんか思った通り!ハハハ、ハハ、ハ、はぁぁぁぁぁぁ!!!!!?ホワッツ!?
「無視をするな、オーフィスといる貴様だ。貴様何者だ」
 あわわ、デカイ顔面デカイ怖い!
「ぼ、僕は、坂木要と言います!」
「よう、要か、貴様人間ではないな?」
 鋭い!さすが、神龍さま!
 そうです。私が
「きゅ、吸血鬼と鬼のハーフです!」
 そう言うとグレードレッドさんとオーフィスちゃんが驚いた顔をしていた。

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