神龍様に完敗を
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さすがの僕も四六時中着いて回るほどストーカーじみたことはしない。
守るのと縛るのは違うんだから。
「要、我と、グレート、レッド、倒す」
はれ?グレートレッド?どこかで聞いたような・・・
「えっと、その、グレートレッドって誰だい?」
「グレード、レッド、我の、敵、だから、倒す」
わぁ、すっごく、アバウト。
つまり、敵=倒すってことね。
「なるほど、そうなのか」
いや、本当は全然分かってないけどね。
「じゃあ、要、我に、着いて、来る?」
「着いて行くのはいいんだけど、その前に聞きたいことがあるんだ」
そう、聞きたいことがある。
今、どんなパンツ履いてるんですか?
おっと、間違えた。
「聞きたい、事?」
「うん、帰ってくるのどのくらいかかるのかな?」
そう、一応夕食の準備は済ませてるけど何日もかかるようだったら手紙書かなきゃだしね。
「それは、分からない、帰って来れるかも、分からない」
なるほど、分からないのかぁ・・・ってあれ?今なんか不吉なこと言わなかった?
「じゃあ、要、行こう」
オーフィスちゃんがそう言いながら指をパチンと鳴らす。
すると、床に穴が開く・・・って
「ええええええええええええうそぉぉぉぉぉぉぉ!?」
そのまま僕は落下した。あ、これ死んだわ。
「父さん母さん今行きます。紗凪、黒黒ごめんな」
僕は別れの言葉を言う。
あぁ、短い人生だったよ。
「要、なに、してる?」
「いや、今別れの言葉・・・ってあれ?生きてますよ?」
「要、生き、てる」
おぉ!足がある!やった!ってここどこだ?
僕は気がついたらだだっ広い空間に出た。
「オーフィスちゃんここどこ?」
僕はオーフィスちゃんに問いかけた。
本当に分からない、ここどこなんだろ?
「ここ、次元の、狭間」
「あぁ、次元の狭間ね、次元の・・・ってえぇ!?」
次元の狭間!?そんなところに連れてこられたの僕?!
次元の狭間家の書庫にあった本に書いてあった。
次元の狭間の中はまだ解明されてないことばかり、だが、いくつか分かってることもある。
一つは神龍と呼ばれるドラゴンが二匹いる。
名前は確か
無限の龍神、オーフィス
真なる赤龍神帝、グレートレッド
って、あれ?オーフィス?グレードレット?
あれあれ?おかしいぞ〜、どこかで聞いた名前だぞ〜
「ね、ねぇ、オーフィスちゃん、もしかして君さ」
僕は真相を聞こうとオーフィスちゃんに聞こうとした。
「グレート、来る、要、準備」
瞬間、上に巨大で赤い
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