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ヨハンだがこんな状況を覆す
戦場を包む、粒子の海
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電子戦攻撃で、リボンズを引きはがそうとしていた。

「(さすが、EA・レイの遺伝子というべきかな)」

「そんな事、言ってないで今のうちに!」
「ムム!相手が手ごわいな〜」 「僕たちだけじゃ、直接つながってる人をはがせないよ〜」

 そんな中、彼らの見ている電脳世界に援護する存在がいた。

「あれ、この人って」

「君たちを援護するよ、それと初めましてイオリア・シュヘンベルク」

 ヨハンがきっかけとなる、鍵を渡した相手。リジェネ・レジェッタである。


「!、リジェネ・レジェッタ…やってくれたね」

 ヴェーダはリボンズからの命令を拒否。ヴェーダは、ソレスタルビーイングに復帰した旨を報告した。


 ―――――――――――――――――――


 ルイスの乗る、レグナント対ダブルオーライザー。
 曲がるビームの攻撃。そしてファング10基の攻撃に対し、刹那は凄まじい動きで、回避と攻撃を繰り返す。
 ファングがなくなった、レグナントの近接攻撃を受け止める、ダブルオーライザー。

「お前たちは…世界を乱す悪だ!お前たちさえ、居なくなれば!」

「それは違うよ!」

 その沙慈の声に、固まるルイス。

「僕たちは、問題から目を背けていたんだよ!」
「そういった事に対して、分かり合って未来を築くんだ!」

「その未来を奪ったのも、世界を歪めたのも!」

 レグナントの腕から、ミサイルが放出される。
 それを上昇して回避するが、電気を流すワイヤーに捕らわれてしまう。

「何やってんだ、刹那。助けるんだろ、その嬢ちゃんを」

「ニール・ディランディ!」

 ニールのドーバー砲により、ワイヤーを射出していた腕が消飛ばされる。

「う、うあぁああ!」

 腕が爆破した衝撃により、ルイスは気を失う。
 ルイスと沙慈、この二人はニールに預けられた。刹那は敵の首魁を探しに行った。


「アロウズ部隊、撤退を開始している模様」

「わかった、カタロンへ報告を。それとCBへ回線をつなげ」

 カティの命令により、プトレマイオス2と通信が繋がる。

「クジョウ、目の前のあれは?」

「アロウズの裏の首魁の母艦よ。あそこには、高処理演算システムヴェーダがあるんだけど、それは奪還したわ」

「わかった。ならこちらは、敵母艦を無力かすればいいと言う事だな」

「さすがね、その通りよ」


 カティはすぐさま、MS隊に連絡を飛ばす。

 GNメガランチャーでガガを大量に落すが、まるでGの様にワラワラでてくる。

「どんだけ出てくんだよ!ソレスタルビーイングはまだか!」

 そして画面に、敵母艦に攻撃をしていくガンダム達を発見。

「遅いんだよ!
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