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ヨハンだがこんな状況を覆す
戦場を包む、粒子の海
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に密集していく。

 巨大なGNフィールドを発生させて、受け流す狙いだ。
 原作のように、少数ならいいが、大部隊である今回……避けようとすれば、背後の艦隊が大多数落ちてしまう。
 その様子を見て、いち早く炭酸・荒熊夫妻・ハーキュリー等、フィールド発生可能な機体が加わる。

 放たれた、大出力の主砲はアロウズ旗艦であるリントの艦諸共破壊。

 GNフィールド搭載、アーマリオン達の張る、多重GNフィールドに当たる。
 アーマリオンが次々に、限界以上の稼働で爆散していく。

「俺の、スローネフィーア気張れえええ!」

「ぬぅうう、セルゲイこのままでは!」 「わかっている!」

「でも、後ろにはみんなが!」


 そんな状況下、ソレスタルビーイングが

「トランザム!僕にもGNフィールドは使える!」

「刹那!このままじゃ!」
「わかっている、トランザム!」

 セラヴィー、ダブルオーライザーもトランザムを発動させ、守りに加わる。


 しかし、敵から見れば好機であるこの状況。リボンズの命令の元。
 特攻兵器、ガガ。アルケーガンダム。ガッデス・ガデッサ等続々迫る。

 (このままでは、まずい…ビアン!)

 (仕方あるまい、解放するぞ!)

 ヨハンの眼帯が取れ、左目が露わになる。

 左目が露出した瞬間、リンドヴルムの太陽炉もオリジナルにある、トランザムに近い状態になる。
 速度の違う状態にいる、ヨハンとビアン。心の壁と言われる、ATフィールドをも構成した二人の力により、主砲は受け流されていった。

 純度を増したGN粒子。その光は、宇宙に上がり様子を見ていた、シーリンとマリナの目に映っていた。

「この、温かな光は…」 「刹那達の光…」


 他人の声が聞こえる。その不思議な環境に驚く兵士たち。

 沙慈、そしてスミルノフ夫妻は、アンドレイとルイスを発見する。
 レグナントに乗る、ルイス。アヘッドに乗るアンドレイ。

「ガンダム…ママの敵!」

「くっ、この感覚は!」

 刹那はルイスの以上を感じ取っていた。
 相手を止めるため戦闘になる。

「これは…母さん?!」

「アンドレイ、何やってるの!ちょっと、来なさい!」
「アンドレイ…、大人しく説教を受けとけ」

 アンドレイは、母ホリーにドナドナされてしまった。
 ルイスとは違い、コメディの様な空気を感じてしまう。


 多数のエンプラスとガシリーズの猛攻。
 だが、純度を増した、GN粒子。それに包まれている、ソレスタルビーイング号に搭載されている…
 ヴェーダの支配権が取られつつある。

「小癪な、このボクから権限を奪おう等!」


 イオリア率いる、タチハロ部隊。
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