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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第242話
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静かな表情で呟いたリアンヌは目を細めてオーレリア将軍を睨んだ後デュバリィ達に指示をし、指示をされたデュバリィ達はそれぞれ返事をした。」

「クク、盛り上がっている所悪いが……俺を忘れていないか、”鋼”の。まさか”黄金の羅刹”との勝負がつくまで待っていろみたいなふざけた事をほざくつもりじゃないだろうな?」

その時マクバーンが不敵な笑みを浮かべてリアンヌに問いかけ

「貴方に言われなくても、貴方の事は忘れていませんし、それに………――――貴方の相手は”紅耀石(カーネリア)”殿が務めてくれます。」

マクバーンの問いかけに対して答えたリアンヌは自分達が来た方向とは正反対の方向――――右方向にある出入り口に視線を向けて答えた。

「へ………」

「まさか………」

「フフ、貴女もこのタイミングで来てくれるなんてね………―――アイン。」

「おいおい……まさか狙って現れたんじゃねぇだろうな?」

「フッ、別に狙って現れた訳ではないぞ。偶然、このタイミングで到着できただけだ。」

リアンヌの言葉を聞いたケビンが呆け、リースが驚き、ルフィナが微笑み、疲れた表情をしたトヴァルがリアンヌが見つめている出入り口に視線を向けるとセルナート総長を始めとした”星杯騎士”達が姿を現した!



「あの騎士装束は……”星杯騎士団”………!」

「と言う事はあの人達はケビンさん達の仲間ですか〜♪」

「はい、セルナート総長を始めとした”星杯騎士団”の精鋭達です。なお、色々と事情があって全員ではありませんが”守護騎士(ドミニオン)”も数人あの中にいます。」

セルナート総長達の登場にシュリは驚き、嬉しそうな表情をしているサリアの推測に頷いたリースは明るい表情でセルナート総長達を見つめた。

「フフ……ここまで来たのですから観念して彼らに正体を顕したらどうですか――――”匣使い”トマス・ライサンダー。」

するとその時リアンヌは微笑みながらセルナート総長達を見つめて呟き

「へ………」

「い、今、サンドロッド卿の口からありえない名前が聞こえて来なかったか………?」

「ああ………トマス教官の名前を口にしたな。」

「まさかトマス教官は………!」

リアンヌの言葉を聞いたエリオットは呆け、困惑しているマキアスの言葉にガイウスは頷き、リィンが信じられない表情で声を上げたその時

「やれやれ……できれば、私の事は気づかずに頂上を目指してもらいたかったのですけどね。」

何とセルナート総長の背後から騎士装束を身に纏ったトマス教官がシスター服を身に纏ったロジーヌと共に姿を現した!



「いや〜、皆さん、3日ぶりですね〜。」

「皆さん………全員ご無事で何よりです。それと………私のよ
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