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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
第八十四話 西瓜割りその九

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「アメリカ太っている人もっと多いヨ」
「中国もある」
「日本人の肥満はアメリカじゃ普通ヨ」
「何を食べても太らないあるか」
「結構太ってる人いない?」
 僕は首を傾げさせてエルザさんも含めて三人に返した。
「日本も」
「いや、全然だかラ」
「食べものがないかと思える位ある」
「けれど食べものはあるシ」
「それでこれだけ痩せている人がいるのは不思議ある」
「甘いものも多いのに」
 エルザさんがここでまた言う。
「痩せている人が異常に多い」
「ううん、結構太っている人いるよ」
 僕は自分の視点から答えた。
「お腹が膝までいきそうな」
「そんな人はアメリカにはごろごろいるヨ」
「最近では中国でも目立つある」
「こっちの肥満を甘く見ないノ」
「日本のレベルじゃないある」
「そうなのかな」
 ジューンさんと水蓮さんに言われても首を傾げさせるばかりだった。
「そこまで太ってる人少ないかな」
「そういえば」
 今度は日菜子さんが言って来た。
「アメリカ軍太ってる人多かったかも」
「沖縄の」
「そう、自衛隊の人と比べてね」
「そうなんですね」
「まあアメリカ軍も軍人さんだから」
 それで、というのだ。
「皆鍛えてるから」
「そんなに太ってる人もですか」
「いなかったけれどね」
「まあ軍人さんが肥満してたら」
 自衛官の人達もだ、この場合は。
「どうしようもないですからね」
「やっぱり鍛えて動きが俊敏で力持ちでないとね」
「駄目ですよね」
「そう、だからね」
「それで、ですね」
「まだね」
 普通のアメリカ人よりもというのだ。
「太ってる人少ないけれどね」
「それでも自衛官の人達よりはですか」
「多かった感じよ」
「そうなんですね」
「そう、まあ世界的に見て日本は実際に太ってる人少ないわよ」
 このことは間違いないというのだ。
「私が見てもそう思うわ」
「そうですか」
「その肥満の度合いもね」
「他の国に比べたら低いですか」
「そんなお腹が膝まで垂れ下がる様な人は」
 そこまで太った人はというと。
「そうそういないでしょ」
「はい、いても」
「多少太ってる人がいても」
「そうした人の割合もですか」
「他の国と比べるとずっと低いのよ」
 エルザさん達の言う通りにというのだ。
「これがね」
「そうなんですね」
「そうよ、食べもののバランスが違うせいかしら」
「お肉や甘いものを食べてもですね」
「そうしたのばかりじゃないでしょ、甘いものの甘さも」
 それもというのだ。
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