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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜時を操る精霊龍を持つ青年の物語〜
第5話:女性からの逃走と親友との再会(であい)
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ング悪!と言うか、女性が男性の走りに追い付くか!?普通!?」

 走りに結構自信があったのか、光太は自分の後を追ってきたなのはを見て驚いてしまった。

「こう見えてなのはは結構体力に自信あるんだ〜!」

「そんなもん知るかー!」

 それを聞いたなのははいつも間にか息を整え、自信まんまにそう言い、それを聞いた光太は突っ込みを入れ、再び逃走を開始した。

「あっ、待って!」

 それを見たなのはも再び光太の後を追い掛けた。

 ―――だが、

「!?」

 一台の赤いバイクとそれに合わせた赤いヘルメットと所々黄色い線に赤いジャージを着た一人の青年がなのはの横を通り越し、それを見たなのはは驚き、そのまま赤いバイクに乗った青年は光太のもとに向かい、彼を通り越して急カーブで曲がり、光太の前に止まった。

「うわっ!?」

 突然、一台の赤いバイクとそれに合わせた赤いヘルメットと所々黄色い線に赤いジャケットを着た一人の青年が現れ、それを見た光太は驚き、その場に固まった。

「今度は……バイク!?」

「………」

 光太の驚きにバイクに乗っている青年は黙って、黒いヘルメットを取り出し、光太に投げ渡した。

 投げ渡された光太は両手でヘルメットをしっかりキャッチし、それを見た青年は左手の親指で後ろを指した。

「乗れって?」

「………」

 光太の問い掛けに青年は頷いた。

 それを見た光太は頭にヘルメットを被り、青年の後ろに乗った。

 それを合図に青年はバイクのエンジンを掛け、光太を乗せたまま何処かに走り出した。










「ここは…?」

 着いたのは何処かのガレージだった。

「……ここなら、誰にも見つからない」

 光太の問い掛けにヘルメットを被ったまま青年はそう言った。

「……そ、そうか」

 それを聞いた光太は緊張感のあまり、少し間を空けて返事を返した。

「そう緊張するな」

 青年は両手をヘルメットの下に持っていき、ゆっくりヘルメットを上に揚げた。

「お前を助けたのは“親友”なんだからな」

 そこには銀髪の髪に濃い水色の目をした青年だった。

「ゆ、裕也!?」

 ―――またの名を『速水(はやみ) 裕也(ゆうや)』。光太の親友でありライバルに近い存在であったが、ある日を境に現在は愛機(バイク)の『レッドゾーン』と共に世界を相手にバイクレースのチャンピオンを目指そうとしていた。

「どうして裕也がここに!?」

 その彼が何故ここにいるのか、光太は疑問に思い、裕也に問い掛けた。

「その前に、この世界―――――『リリカルなのは』についてお前に教えねぇといけないな」

「リリカル
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