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艦隊コレクション 天を眺め続けた駆逐艦
第六海
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守府は艦娘査察隊第五査察隊旗艦駆逐艦滑沢及び同隊駆逐艦銚子の除籍を行い。登録を抹消。それに伴い第五査察隊は解散しました。

その後、鎮守府近海に新種の深海凄艦が出没しました。
強大な力を持つ彼女たちを私たちは新種の深海凄艦だと気が付くのに、そう時間はかかりませんでした。
その後も何回も近海に現れるようになったことから、横須賀軍令部は近海哨戒の強化に努めたのですが、狙われるのは輸送船団や遠征艦隊。
私たち監査隊も以上だと判断し、近海哨戒を何度も行ったのですが、会敵には至らなかったのです。
そんなある日でした。
呉鎮守府において姫級である『駆逐凄姫』が倒されたのは。
しかしただ倒しただけならば大きな話にはならなかっただろう。
戦闘終了後に同地点を通過した大湊輸送船団がその場に立ち尽くす艦娘を発見。
旗艦神風は復帰艦と判断し、呉まで連れて行ったそうです。
それを聞いたあやねぇは横須賀鎮守府司令部に艦隊編入を依頼し、私とあやねぇをそれぞれ第一輸送船団と近海哨戒艦隊に編入してくれたんだ。
それと同時に第一、第二査察隊は大湊警備府に向けて出港、第三査察隊は横須賀鎮守府の緊急査察を始めました。
私たちは長距離警戒および哨戒に徹していました。

そんなある日です。鎮守府近海に例の深海凄艦が現れていたのです。
哨戒艦隊旗艦綾波はすぐさま私たち第四査察隊を招集してくれました。
それに伴って私たちはあやねぇを旗艦に出撃、出撃していた橘型駆逐艦梨を緊急招集し、該当海域に進軍、敵艦隊の撃滅に向かいました。
しかし私たちは敵艦隊を壊滅させることはおろか、打撃を与えることもできなかったのです。
敵深海凄艦は私たちに砲撃してくる中、私たちは回避行動及び鹵獲作業に移っていたのです。
新種の深海凄艦。
それは私たちの妹である滑沢と銚子の深海堕ちした姿だったのです。
その後、梨による緊急打電を行い、鎮守府全艦娘に詳細報告を実施。
そのままD事案に認定を行った。

帰投後、第四査察隊に松型駆逐艦松を編入。
また、臨時の処置として、第八査察隊を編成。
旗艦を若竹型駆逐艦若竹に任せ、第四査察隊がつく予定であった任務にあたってもらいました。

同時期に駆逐艦吹雪が鉄底海峡(アイアンボトムサウンド)にて轟沈の知らせが入ったため第二査察隊が調査を行ったものの、轟沈の形跡はなく、駆逐艦吹雪の行方は分からなくなった。

査察隊初ともいえるこの失態は、私たちを大きく変えていきました。
まさかの有間型からの深海堕ち、同型艦クラスでの戦闘においての敗北。
轟沈艦の発見もできない。
軍上層部は査察部隊総旗艦である有間ねぇを呉から呼び戻し、作戦指揮をとるように指示を出したのですが、姉妹と言うこともあり、拒否。
仕方がなく、横須賀鎮守府に駐屯していた第一
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