第十七話 ラフィン・コフィン
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シュミットだろ。 どーせ、許しを請おうとかいうアホらしい考えに達したんだろ。 んで、もう片方は多分、カインズ。」
アスナ「じゃあ、本当は何も起こってなかったって事で一件落着で良いのかな?」
キリト「あぁ。 良いんじゃ、、、、」
その時何かが引っ掛かるような感覚がした。
待てよ、墓?
墓って言えば、、、
アーサー『ラフコフが今夜動くって情報が入ったからな。 場所は墓場だと。』
その言葉が頭の中で再生された瞬間。
閃いた。
キリト「まずい。」
アスナ「え?」
キリト「急いで其処に行くぞ! 三人が危ない!」
俺はそのまま走り出す、その後ろにアスナが着いてくる。
アスナ「え、ちょっと、、どういう事よ!?」
キリト「ラフコフが三人を狙ってるかもしれない!」
アスナ「え、えぇ!!? どうして!?」
キリト「おそらくグリムロックがラフコフに依頼した!」
アスナ「何で!?」
キリト「グリムロックがグリセルダを殺すようにラフコフに依頼したからだ! それに気付かれるのを防ぐためだ!」
クソッ、何で気が付かなかったんだ。
グリセルダを睡眠PKしたのは間違いなくラフコフ。
だけど、どうやってグリセルダの部屋に入った?
答えは『黄金林檎』の中に依頼者が居たから。
恐らくグリムロック。
なら、なぜ?
決まってる、アイテムのためだ。
結婚すればストレージは共通。
片方が死ねばもう片方にアイテムが無条件で渡る。
頼む、間に合え!
〜side out〜
〜アーサー side〜
何でシュミットがここに居る?
俺達は情報の墓場に来ているが何故かシュミットが居る。
俺達は誰にも見つからないように木の後ろに隠蔽スキルの付いたマントを着ながら隠れていた。
シュミット「グリセルダ。 俺にはこうするしか考え付かなかった、頼む! 許してくれ! 俺はあんなことになるなんて思って無かったんだ!」
サクマ「それは、半年前の事か?」
何で出てくるんだよ!!
シュミット「アンタ、何でここに」
アーサー「そりゃ、こっちの台詞だ。 なぁ?」
サクマが出てきたんじゃバレるのも時間の問題だから諦めて俺も話に参加する。
シンタロー「俺に話を振るんじゃねぇ。」
ついでにシンタローも。
サクマ「つーか、そこの二人も出てきてくれないか? 居るのは分かってんだ。」
木の後ろに隠れてた二人が出てくる。
シュミット「ヨルコ、カインズ、お前ら死んだんじゃ、」
シンタロー「正確には死んだ風に見せてただけ。 死んではいなかった。」
シュミット「どういうことだ?」
サクマ「説明は後だ。 今は
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