暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 語り継がれなかった軌跡篇
外伝〜”嵐の剣神”誕生秘話〜後篇
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
がこのままクロスベルに滞在し続ければ”碧き零計画”の最大の障害として立ちはだかるかもしれないな………)」
「ハア………もう、歩く”天災”と言ってもおかしくないじゃない。今のを見たら別の心配が色々と出てきたわよ………」
アリオスは厳しい表情でレシェンテを見つめ、ミシェルは疲れた表情で溜息を吐いた。
「キャ――――――――ッ!さすがレシェンテちゃん!可愛くて強い!可愛い事が正義である事をまさに証明したわね!!」
するとその時声を上げたエオリアが一瞬の速さでレシェンテに近づいてレシェンテを抱きしめ
「ええい、離せっ!苦しいじゃろうが!?というかお主、絶対アネラスと同類の者じゃな!?」
「アハハ……私達を見ている目がアネラスさんとあまりにも似すぎているものね………」
エオリアに抱きしめられたレシェンテは嫌がり、リタは苦笑いをしながらエオリアを見つめていた。
「ア、アハハ………まあ、とにかくセリカ達が今後しばらくあたし達の代わりに手伝ってくれるから、よろしくね。」
「全くこの娘ったら……………………まあ、何はともあれ更に忙しくなったクロスベル支部ももうしばらく安泰ね♪」
そして無邪気な笑顔を自分に向けたエステルに脱力したミシェルは気を取り直して口元に笑みを浮かべてセリカ達を見つめていた。
こうしてセリカ達はエステル達の代わりに遊撃士協会で多くの依頼をこなす事となった。後に風や雷の魔術を使う事や、まるで嵐のごとく剣を振るい、”剣聖”と称されるアリオスすらも及ばない実力を持つ事からセリカは”嵐の剣神”、まさに伝承にある”魔女”のように様々な魔術を苦もなく操り続ける事からレシェンテは”紅の魔女”、銀色に輝く神聖なる気を纏う槍を扱う幽霊である事からリタは”真銀の霊女”の異名で呼ばれる事になり………短期間でゼムリア大陸にその名を轟かせる事となった………
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ