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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 語り継がれなかった軌跡篇
外伝〜”嵐の剣神”誕生秘話〜後篇
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と共に攻撃した。剣の軌跡すらも見えない6つの斬撃の内の一つはアリオスの太刀での攻撃を弾き、残りの5つの斬撃がアリオスを襲ったその時、アリオスは全て受け流す為に高速で太刀を振るってかけぬけたが
「グッ!?」
全てはさばききれず脇腹、足、腕からそれぞれ血を噴出させた!
「なっ……なんなんだい、今の攻撃は!?」
「たったあれだけの攻防でアリオスさんが3回も攻撃を受けた……!?」
「俺には剣を一振りしたようにしか見えなかったが………あの一振りによって一体どれほどの数の斬撃が放たれるんだ!?」
攻撃を受けたアリオスの様子を見たリンとスコットは混乱し、ヴェンツェルは信じられない表情でアリオスを見つめていた。
「雷光――――地烈斬!!」
続けて放ったセリカの雷を宿した衝撃波は地面を雷撃と衝撃波によって破壊しながら高速でアリオスを襲い
「ハアッ!!」
アリオスは太刀に闘気を纏わせて跳躍して回避し
「―――大雪斬!!」
上空からセリカに太刀を振り下ろした。
「紅燐――――舞華斬!!」
「!?」
上空からの攻撃に対抗する為にセリカは一瞬で剣に膨大な闘気を溜め込んだ後、上空から襲い掛かる太刀に対し闘気を溜め込んだ剣を横に振るってアリオスを吹っ飛ばし
「ハッ!」
吹っ飛ばされたアリオスは空中で受け身を取って地面に着地した。しかしその時
「―――風よ、吹き荒れろ。大竜巻!!」
魔力が込められたセリカの声に呼応した大気中に漂う魔力がアリオスを中心とした天をも貫くほどの竜巻が発生し、アリオスは竜巻の中に封じられた!
「………………ハァァァァァァァァ――――――――――――ッ!!」
竜巻の中心にいるアリオスは竜巻によるダメージをその身に受けながら精神統一をして太刀に膨大な闘気を纏わせた後、自ら一回転して太刀を振るって竜巻を打ち消した!
(ほう、やはり”本物”は違うな。)
「―――なるほど。”風の剣聖”の異名は伊達ではないという事か。」
竜巻を斬撃によって破壊される様子を見ていたハイシェラは感心し、セリカは静かな口調で呟き
「ふふっ……そういうセリカ殿の剣はあまりにも”人間離れ”し過ぎている………”風”よりも早いその剣はまるで”嵐”と言った所か………”神”の如き圧倒的な力にて敵対する者を蹂躙する事からして”剣神”と呼ぶべきかもしれんな………」
アリオスは静かな笑みを浮かべてセリカを見つめた後太刀を一端鞘に納めて抜刀の構えをし
「―――だが、我が風の刃は全てを切り裂く!風巻く光よ、我が剣に集え!」
抜刀した瞬間膨大な闘気と風をその身に纏わせた!
「………おおおおおっ!」
そして風と闘気をその身に纏うア
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