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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 アリサのお見合い篇
第10話
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での出来事なんて、双眼鏡でも使わない限りわからないでしょう!?しかもホラーコースターでの出来事なんて一体どうやって覗いていたのよ!?」

リィンは吹き出し、アリサは顔を真っ赤にして怒鳴った。



「うふふ、それよりお嬢様。クラスメイトの方達にデートの件を黙っているなんて、水臭いですわよ♪」

「へ……………」

「ま、まさかシャロン……貴女…………!」

微笑みながら言ったシャロンの言葉を聞いたリィンは呆け、アリサは身体を震わせながら真っ赤にした顔でシャロンを睨んだ。するとその時

「ふふ、そのまさかよ♪」

なんと口元に笑みを浮かべたサラが”Z組”の面々と共にロイド達の背後から現れた!

「ア、アハハ………えっと……おめでとう、アリサ。」

「アハハ………お、おめでとうございます、アリサさん、リィンさん。」

エリオットとエマは苦笑しながらアリサとリィンを見つめ

「おめでと、アリサ。」

「俺からも祝福の言葉を贈ろう。――――二人ともおめでとう。」

「おめでと〜、アリサ!」

「そ、その………とりあえずよかったな、アリサ。」

フィーとガイウスは静かな口調で呟いてリィンとアリサを見つめ、ミリアムは無邪気な笑顔を浮かべ、マキアスは冷や汗をかいて苦笑しながら答え

「そなたの事情はシャロン殿から先日聞かされ、知っている。………何はともあれ、結果的には相思相愛の仲になれた事、心から祝福しよう。」

「フ………政略結婚がきっかけで相思相愛になる等、お前ぐらいだぞ。」

「いや〜、休みの日に朝早くに起きてわざわざこっちまで来た甲斐があったわ♪」

ラウラは静かな表情でアリサを見つめ、ユーシスは静かな笑みを浮かべ、サラはからかいの表情で二人を見つめながら言った。

「な、なななななななっ!?」

「シャロン!!」

一方リィンは顔を真っ赤にして混乱し、アリサは真っ赤にした顔でシャロンを睨んで怒鳴った。



「やれやれ…………相変わらず騒がしい奴等じゃの。」

「リフィアが言える義理はないと思うけど。」

するとその時呆れた表情をしたリフィアとエヴリーヌがそれぞれリィン達に近づいてきた。

「ええっ!?あ、貴女達は……!」

「リ、リフィア殿下!?どうしてこちらに!?それにエヴリーヌ様まで…………!」

リフィアとエヴリーヌを見たアリサは驚き、リィンは信じられない表情で尋ねた。

「まあ、余も若干ではあるが此度の縁談には関与していたからな。関与した者の一人として行く末を見守らせてもらったのじゃが……………どうやら良い方向で話は纏まったようだな?」

尋ねられたリフィアは疲れた表情で答えた後苦笑しながら二人を見つめ

「は、はい!」

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