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暁ラブライブ!アンソロジー【完結】
米麺戦争〜仁義なき朝食の戦い〜【シベリア香川】
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「すぅ……」
花陽は息を吸い込んだ。


そして……

シュン……

「早い!?」

ドゴン!

ピュ〜……ドカン!

「凛ちゃん!?」

花陽はものすごく早いスピードで凛を突き上げた。
凛はその衝撃で屋根を突き破って外に飛ばされた。

「花陽ちゃん!それじゃあ凛ちゃんが……!」
「ううん……こんなことで終わる凛ちゃんじゃないよ」
「っ……!?それはどういう……?」
春人は驚いた表情で花陽を見た。

「えへへ……かよちん……さっきのパンチはきいたにゃ……」

「っ……!?凛ちゃん!?」
春人は凛の声がしたので上を見上げた。


すると……


「浮いてる……?」

凛は空に浮いていた。

「やっぱり使えたんだね……舞空術……」
「舞空術!?」
すると花陽の体は浮いていき、天井に開いた穴から外に出た。

「かよちんも使えたんだね……」
「もちろんだよ……私はスクールアイドルで一番強い者を決めるラブライブ!を目指してるんだよ?舞空術ぐらい使えないと」
「ラブライブ!ってそんなんだっけ!?」
「これは面白くなるにゃ……」
「そうだね……」
「ラーメンを朝ごはんに食べるため……凛はかよちんに勝つにゃ!」
「私も、白米を朝ごはんに食べるため……凛ちゃんに勝つよ!」
「行くにゃぁああああああ!!」
凛は拳を構えて花陽に突撃した。
「ふん!」

ドゴン!

花陽はそれをガードした。

「えへへ……これを防ぐなんて……なかなかやるにゃ……」
「この程度なら防げるよ……!」
「にゃにゃ!?」

バコン!

花陽はそのまま凛の腕を持って後ろへ投げた。
そして凛の腹にパンチを食らわせた。
「がはっ……!」
凛はその衝撃で後ろに飛ばされた。
「まだまだ行くよ!」
花陽は飛ばされた凛に向かって飛んだ。
凛はなんとか体勢を立て直して、花陽を迎え撃った。
2つの拳はぶつかりあった。
周辺には衝撃波が伝わった。

ドコバコドコバコドコバコドコバコドコバコドコバコドコバコドコバコ………

2人は拳と脚をものすごいスピードでぶつけあった。

「はぁはぁはぁ……追いついた……!」
春人は走って近くに行って、2人の戦いの様子を見た。

「やぁああああ!」

シュン…

「しまった!」
「にゃあああああああ!」

ドカン!

「がはっ!」
「にゃ!」

ピュ〜ドゴン!

花陽が凛にパンチを食らわそうとすると、凛はしゃがんで花陽の腹を殴って動きを止めて上から両方の拳で花陽を地面に叩きつけた。

「花陽ちゃん!?」
「いてててて……やるね……凛ちゃん……」
「やっぱり一筋縄ではいかないにゃ……」
「ふふっ…
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